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社員の生命を守るのか、会社を守るのか

社員の生命を守る、これが会社の役目だという。在宅もとりいれた。なかなかウチもいい会社じゃないかと思ってました。どころが、最近ひとり陽性者がでて、その対応をとっているうちに、なんだ、社員じゃなく会社を守ってるだけじゃないかと気がついた。

東京で1万人をこえる陽性者がでている状況では、いつ身近になってもふしぎはない。おなじフロアのとなりの営業部、今週から2週間の在宅予定の人がいた。なんか変だよねとおもいつつもそのままになっていた。

部内ミーティングがおわって
「知ってる?らしいよ」
「えっ、そうなの、やっぱり」
アンテナのたかい、おねえさまの情報です。

「これで4人め、今回もなんにも言わないね、総務は」
「4人め?はじめて聞いたよ」
「みんな知ってるよ」
「発表はないし、消毒もしない、対応もなし」

びっくりどころの話じゃありません。どうなってるのと、まずはとなりの部に確認した。月曜日発症だから、出社してた先週金曜日は「濃厚接触は発症2日前から」には、あたらない。だからそのまま。保健所の指示をまっているらしい。そんな、数がおおくて保健所の機能が麻痺しているのは周知でしょうが。

社員の生命を守る。最低限、事実の通知が必要です。今回、濃厚接触にあたらないのなら、その根拠をあきらかにすべきです。それが安心感につながり、それぞれが自分の生命を守るすべを判断する。

となりの部内で情報はとどめるという指示らしい。そんなことはありえない。せまい、いつも行き来している、おなじフロアですよ。

いらぬ心配をさせないために知らさない、これは社員の生命を守ることにはなりません。社員を守るじゃなくて、対外的に会社を守っているだけじゃないかとおもってしまう。

おくればせながら、部内にメールしました。もちろん名前はだしません。
発症日、人数、濃厚接触の状況、心配なら検査をうけるように、聞かれたら事実(人数のみ)をこたえること。