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誰もいない、誰にも会わないホテル

誰もいない、誰にも会わない。これもサービスなのでしょうか。名古屋に出張したとき泊まった最近オープンしたというビジネスホテル。そういえばネット予約時にキャッシュレス会計のみとnoteしてあった。

チェックインも、チェックアウトも自分で機械にインプットする、これは珍しくない。アメニティはほしいものを部屋にもっていく、これもよくある。朝食はとなりのドーナッツ屋と提携。似たような他のホテルはあったが、フロントに誰も顔をみせないのは初めてだった。

考えてみれば、高級ホテルの人的サービスはビジネス目的には必要ない。だって部屋で寝るだけだから。駅に近い便利な場所にあって、清潔な部屋で、少し広めのベッドと風呂、それにTVとWiFiがあれば十分ですよね。クリーニングやルームサービスなど余計なサービスはいらない。自動販売機や水などはコンビニがあるからそちらにまかせればよい。

徹底してましたね。サービスをシンプルにして、機械のメンテナンスや清掃をきちんとしておけばクレームも少なくなるでしょう。

なかには、誰とも顔をあわせたくない客もいるでしょうから、これってすばらしいサービスなのでしょうね。夜11時半ころにチェックインして、7時過ぎにチェックアウトしました。朝食にとなりにも行きましたが、結局、誰にも、他の客にも会わないで済んでしまった。

フロントの人と、ひとこと、ふたこと、あいさつ代わりに会話したいと思うわたしなんぞには少し物足りないけれど。新しいサービスの一面ととらえました。