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マスク外しには合理的な指針を

「屋外で、人があまりいない場所を歩くときは、マスクをとって新鮮な空気を吸うことが重要だ」と松野官房長官がいいはじめた。また、医師会の尾崎会長も「屋外では感染リスクが低いので見直してもよいのでは」といっている。

何をいまさらという感じですが、やっとまともな意見がでてきた。

マスクをしなさいという指針のおかげで、忠実にも、ほかに誰もいないのにマスクしながら散歩する人や、自分しか乗ってないのにマスクして運転している人。こんな人への呼びかけなんでしょうか。

飛沫を防止するマスクの効果、スパコンのシミュレーションは可視的でわかりやすかった。これを見て、マスクしなくっちゃと誰もが思いましたよね。

でも、これ、片手落ちでした。屋外を散歩するときなどに、どれだけの距離をとれば拡散して飛沫濃度が薄くなるのか。風があるときはどうなのか、このモデルも明示してほしかった。

一時より減ったとはいえ、まだ数千人規模で都内や他府県で感染者がでている。屋外ではマスクは不要だというのなら、このシミュレーションをもって指針をだしてもらいたいものです。

わたしは、散歩にはマスクをしません。もちろん、罹患してないし、そんな環境では感染しないと思っているからです。ところが、向こうからやって来る人が、少し手前でマスクをつけて、すれちがう。自己防衛なのか、他人に迷惑をかけないようにということなのかは知りません。

口先だけじゃなく、合理的な指針を出してもらいたいものです。そうしないと、いつまでも横を向いて、挨拶もせずにすれ違わなければなりませんから。