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スマホにもうひとつ、個機をあわせもつ

PayPayやSuica支払い、接種証明とマイナンバーまでスマホひとつあればなんでも、ソフトで出来てしまう。電話も通信も写真もゲームも、そしてモノ書きも。スマホはオールインワンです。今さらながら、すごいなあと感心します。でも確かに便利で、また分散リスクも低くなるけれど、反面、ハードがひとつしか要らないからモノづくりが衰退すると心配しています。


近ごろ、スマホの新しい機種が発売されても興味がわきません。ハードの進化は頭打ち、機能はソフトで決まりますから。既存市場の買い替え需要は伸びない。これからは未開拓市場向けの安価品が主流になる。日本品の勝ち目はほど遠いでしょう。

オールインワンは独立したマシンの機能を上まわれない、と思っています。ひとつの機能に特化した「個機」をつかってこだわってみたい。たくさんは持てないので、ひとつだけでも。スマホじゃ太刀打ちできない機能を持ったものを。

こんなのはどうでしょうか。

電話はガラケー、廃番にせず続けてほしい。通話機能だけでいい。耳に聞こえにくい周波数を選択増幅できればトシヨリは楽になる。それに山など電波状態が悪いところでも確実にとどくような短波発信機能があれば安心ですね。バッテリーのもちもいいでしょうから。

写真はレンズです。色や明るさを加工するのじゃなくありのまま、望遠も接写もいらない。眼で見たままを表現できるレンズと記憶媒体。写真を見てあの時の感動がよみがえるようなスマホサイズのカメラがほしい。

キーボード。スマホ画面入力はストレスがたまる。プチプチ押せるキーボードが希望です。配列がカスタマイズできるもの、「秀丸」のようにショートカットできて、配列をカスタマイズできて、手を離さずに入力できれば最高。予測変換などいらない。余計なのがでてきて遅くなるだけです。。

スマホにこんな特長のある個機を合わせ持つ。モノづくりを衰退させないひとつのやりかたじゃないかと思っています。