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その永遠の一秒に…  SHOGO HAMADA On the Road 2016~Journey of a Songwrgter since 1976~ 2017.4.26 福岡公演 コンサートのおもひで

初めましての方は初めまして。
先の記事を読んでくださった方は毎度ありがとうございます。
オジン・オバハーンです。

今回の記事のおおまかな内容を言いますと、
(タイトルでお察しの方もいるかもですが)
浜田省吾、(多分)激レアの振替公演参加レポート!

ということで浜田省吾さんが残念ながら体調不良により延期した『SHOGO HAMADA On the Road 2016~Journey of a Songwrgter since 1976~』の福岡振替公演1日目について語って参ります。
今回個人的思い出も含めガッツリ長文なんで読みたいとこだけ読んでくれたらそれでオッケーです。




そもそもどちら様?

オジン臭い言い方をすると今どきの若者は知らない方も多いかもしれないので、事前知識として浜田省吾さんについて少しお話しておこう。
どうでも良いから当日の話をしろ!という方は【公演当日】の項目までどうぞ。


1952年の12月29日生まれ、2022年で古希を迎えた。今回のレポートの福岡公演当時でも64歳。
つまり人によっては「おじいちゃん」と呼びたくなるような年齢のソングライターだ。
ちなみに筆者にとっては父と祖父の中間くらいの年齢である。

TV出演も殆どしないので(映像出演はあるがそんなに多いわけでは無い)、馴染みはないかもしれない。コンサートでファンを獲得していったタイプのアーティストなのだ。

ドンピシャの世代の方には代表作として90年代のドラマ『愛という名のもとに』(1992)とのタイアップで170万枚のヒットを記録した『悲しみは雪のように』(1981)や、自身初のオリコン1位を獲得したアルバム『J.BOY』(1986)が浮かぶ人もいるだろう。

ジャンルで言うとロックなのだろうが、バラードやポップ、はたまたこのツアーではダンスミュージックのような楽曲まである。更に言うと楽曲によっては割りとヘビーな社会的メッセージを盛り込んだものもあったりする。

すっごく雑に纏めると、
TVに殆ど出ないけどおじいちゃんくらいの年で色んなジャンルの音楽をやっている大御所ソングライター
(悪意はありません、大好きです)
である。


これ以上知りたい人は自分で調べてどうぞ。
当日のレポートを見たい人は公演当日の項目まで飛んでい頂きたい。


前日譚

1日目

福岡公演1日目当日の2016年11月5日、私は当時住んでいた町から自転車で会場まで向かっていた。

距離にして約70km。グロスアベは大体23km/hくらいとゆっくりだったがエネルギー効率よく走れたのか福岡市に入ってから一回だけコンビニで水分補給と口寂しさから焼きプリンを食べた以外はノンストップで到着した。

普段お街に行くことが無いのでマリノアシティとかキャナルシティとかヤフオクドーム(現PayPayドーム)とか色々見て回っていたら疲れたので休憩がてら開場24時間以上前のコンサート会場に。ほぼ間違いなく参加予定だったファンの中では一番乗りだったはず。
前日だが既に物販ブースが組み上がりつつあった。(写真無いけど)


ボーーーーっとしてた。
左下は筆者の自転車

ボーッとすること約2時間。
事前に「福岡に行くことのでご飯でも…?」と連絡しておいた大学の先輩 (仲良くなったのは浜田省吾きっかけ) が泊めてくださるということだったので、失礼の無いよう先に風呂を済ませておこうと銭湯に向かいつつ携帯を確認すると一通のメールが…?

死刑宣告
普通の人は見れない激レアメール

うぎゃああああ!
そりゃしゃあ無いよ、しゃあ無いかもしれないけど、うわああああ!!

遠くにツアートラックあるんだよ!?

と、喚いても仕方無いんで入浴後、先輩と合流。

先「オジン!お疲れ!風呂行こうか!」
オ「お疲れ様です!え、もう済ませておきましたが…(KY)」
先「まぁ、ええからええから(笑)」

と言って連れられたのは1時間もしない前に私が入った銭湯でした…(爆)
流石に、ここ入ったよ!とは言えず、全力で初見のふりしたオジンでした…。

その晩は金曜ロードショーで『となりのトトロ』をやってたので大の男ふたりでカンタのおばあちゃんを愛でながら真似しながら眠りに落ちて行ったとさ。

2日目

先輩と仲良く小鳥の囀りで目を覚ます。

先「オジン、そういやどうやって帰るの?」
オ「そうですね、自走か輪行の予定です。」
先「それなら俺が送ってやろうか?」
オ「え、いいんですか?結構遠いですが…」
先「ええんやで」

と、快く先輩が送って下さった。

周りの車が〇〇〇km/hでビュンビュンとバイパスを飛ばす中、先輩がラジオをつけた。ニュースが流れる。

ラジオ「…の目処はまだ立っていないそう
    です。それでは聴いてください、
    浜田省吾で『路地裏の少年』」
オ「…(色々噛み締めてる)」
先「(ラジオを切ってスマホを置く)歌おうや」

スマホから流れてきたのはyoutube公式チャンネルの『もうひとつの土曜日』


先輩の心遣いに感謝しつつ、このあとめちゃくちゃふたりで歌いまくった。


公演当日

まさかの公演延期に涙を呑んだ11月から約半年後の4月26日、遂に振替公演その日がやってきた。

今回はさすがに公共交通機関で福岡入り。
午前中、適当に時間を潰し(気が向けば別の記事にします、多分。)お昼頃に会場へ。すると何やら人垣のある場所が。開場にはまだ早い(約6時間前)のに何だろう?

とりあえず入り込んで後ろから様子を見ていると、1台の黒塗りのワゴン車が…。

降りてきたのは浜田省吾その人だった!
そう、私が見たのは入待ちの集団だったのだ。

あまりのことに声の出ない私の周りで皆口々に歓声をあげたり「元気かー!?」と問いかける。
その人垣が作ったスペースを端から端まで「すっごい元気、すっごい元気」と回る浜田さん。

そして会場入口前で、
「えー、延期してすみませんでした!」
と我々に一礼してから会場入り。
その場大盛り上がり。

私もスピーカーを通さない浜田さんの声を初めて聴いて感動したのを覚えている。

そして開場。
今回の座席は…?

※他のアーティストのは知らないが浜田省吾のコンサートチケットは入場するまで座席位置が分からないシステムなのだ。滅べ転売ヤー!!

ザ・良席!

My First Love と同じステージ構成ならセンターステージかぶりつきじゃね!?
とか思ってました。ところがセンターステージ無かった、無念。

流石に5年半も前のコンサートのセットリスト全部は覚えてはいないので、ネットの情報に頼りましょう。

セットリスト

  1.  路地裏の少年

  2.  HELLO ROCK & ROLL CITY

  3.  モダンガール

  4.  ラストショー

  5.  19のままさ

  6.  悲しみの岸辺

  7.  DJお願い!

  8.  バックシート・ラブ

  9.  今夜こそ

  10.  終わりなき疾走

  11.  Midnaight Blue Train

  12.  愛の世代の前に

  13.  丘の上の愛

  14.  もうひとつの土曜日

  15.  AM I THE SAME GIRL

  16.  HIGH SCHOOL ROCK & ROLL

  17.  マグノリアの小径

  18.  光の糸

  19.  旅するソングライター

  20.  きっと明日

  21.  夜はこれから

  22.  ON THE ROAD

  23.  J.BOY

  24.  アジアの風 青空 祈り part-1 風

  25.  アジアの風 青空 祈り part-2 青空

  26.  アジアの風 青空 祈り part-3 祈り

  27. 誓い

  28. こんな夜は I miss you

  29. 光と影の季節

  30. I am a father

  31. 家路

あ、うんうん。
こんな感じだったね。
特にネタバレを見ずにツアーに臨んだこともあって一曲目の路地裏の少年から震えた。
会場も震えた、半年も待ったらそらそうだ。
全31曲の後終演。
手許の時計で3時間半超えの大ボリュームのコンサート。
これ翌日の千秋楽も取れたら最高だったな〜。

あとがき

今回はかなり時間差(約7年)のレポートをお送りした。
なんでそこまで書けとるんだというと、当時紙で大まかに纏めていたからだ。また気が向けば別の公演についてもお話していこう。

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