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ライカM8で赤外線写真

M8はライカのレンジファインダーでは初のデジタルカメラでした。最初のモデルなのでいろいろ試行錯誤中なところが残ってたのか、「赤外線フィルターが弱くて黒いものが赤っぽく写る」という不具合、いや「味」がありました。

これを利用して、可視光をカットするフィルターを使って赤外線写真を撮ることができます。

一眼レフでもボディ内の赤外カットフィルタを外せば(どうやって外すのかは知りません)赤外線写真は撮れるらしいのですが、レンズに付けるのがなんせ可視光をカットしてしまうフィルターなので、ファインダーで何も見えないのです。なんで三脚に固定してフレーミングしてピントを合わせてからフィルターを付けて撮影、という超絶面倒くさい作業が必要になります。

レンジファインダーはその点、楽ですね。スナップだって気軽に撮れます。流し撮りもできます。ただ、赤外線は可視光とは屈折率が違うので、一旦ピントを合わせた後で赤外線指標の位置にずらして撮らないとですが。

ということで、ちょっと試しに撮ってみました。葉っぱが白く、空が黒く写るとか、なかなか面白いです。

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