[58点] アレスタ
最強のゲームギアを手に入れて、しばらくゲームギアソフトを集めているおじさん。ゲームボーイよりマイナーハードだったからか、ソフトも高額なものが多い。そんな中で、ファンが多いと聞き気になっていたのが、GGアレスタというシューティングゲームだ。ぷよぷよの開発元としてもお馴染み、コンパイル社が開発したタイトルらしい。
ゲームギア版には価格的に手が届かないので、この度、Switchのアレスタコレクションを購入してみた。シューティングゲームなんてプレイしたのは、ゼビウスと斑鳩だけなおじさん。勢いで買ってしまったけど、大丈夫なんだろうか…。
初代アレスタは40分ぐらいでクリア。
硬派シューティング
とりあえず、このレビューは収録作品すべて遊んだ後で書いているので、シリーズ他タイトルとの比較にもなる。
初代アレスタは、とにかく硬派な、昔ながらのシューティングだ。オリジナルは1988年にセガマークIII用として発売されたらしい。
アレスタコレクションでは、各タイトルを始める前にざっくりとしたTIPSを表示してくれるのだが、それによると初代アレスタは「イージーモードで遊ぶのがおすすめ」だそうだ。ノーマルだと難しすぎるらしい。おじさんは迷うことなくイージーモードでプレイしたw
通常武器と特殊武器の2種類があり、基本的にはどちらの武器もずっと撃ちっぱなしでOK。特殊武器はさらに8種類に分かれ、いずれか1つを装備している状態だ。ボムはない。
通常、特殊それぞれでパワーアップアイテムがあり、アイテム取得時に無敵時間がある。ノーマルモードだと1ミスでパワーアップがリセットされてしまうが、イージーモードではずっと累積されていくのでありがたい。ただし特殊武器は弾数や制限時間が設定されているので、パワーアップアイテムを切らさず取っていくのが良いようだ。
M2渾身の移植
まぁ既にスクリーンショットを何枚か貼っているのでわかると思うが、画面の左右に様々な情報が表示されている。
アレスタコレクションは、M2という開発会社が移植を行っており、そのクオリティの高さはかなり評判が良い。おじさんは今回初めてM2を知った。
そんなわけで、左右に表示されている情報もM2が移植に際して追加してくれた便利機能で、オリジナルでは画面上に表示されていなかった情報まで見せてくれている。
これが非常に素晴らしい。こんなシューティング素人おじさんでも、必要な情報をすぐ読み取れる。無敵時間、武器パワーアップまでどれだけアイテムが必要か、特殊武器の特徴など、横目で見るには十分すぎるぐらい便利だ。
M2の移植タイトルを初めてプレイして、一番に感動した。すごいね。
初代だけに粗削り?
アレスタシリーズと言えば、良質なBGMが魅力としてよく挙げられるが、さすがに初代ともあってか、あまり好きなBGMはなかった。
まぁFM音源を再現しているので、その音自体は良いのだが、他タイトルに比べると微妙かも。あと曲数も少ない。
またグラフィックも鮮やかな色が多く使われているため、自機や弾が視認しづらい。ある程度慣れれば見えてくるが、これも他タイトルと比べるといまいち。
アレスタのコツ
イージーモードであれば、シューティング初心者なおじさんでもノーミスクリアができるぐらいの難易度である。シューティングゲームと言えば、レトロゲームは理不尽な難易度だし、90年代以降はマニア向けの難易度が多いので、これぐらいのレベルデザインはありがたい。
おじさんなりに掴んだアレスタシリーズのコツとしては、とりあえずパワーアップアイテムを取り続けることだ。同じ種類のアイテムを取り続けることで、特殊武器をパワーアップさせ、かつ無敵時間も稼ぐ。これが一番効く。
おじさん的には、ボムありきのシューティングよりは、こちらの方が好みだ。ボムの出し惜しみとかしなくて済むしね。
まとめ
というわけで、シューティングなんてほぼやらないおじさんでも、それなりに楽しめたってことで点数は58点!
ゲームクリアにも大した時間がかからないし、クリアしたらある程度の達成感もあるし、シューティングって結構リプレイ性が高くていいなぁと気づいたおじさんだった。
他のシューティングもやってみようかなぁ。
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