【VALORANT】VCT Stage2 Masters Copenhagen 2022 - Finals OpTic vs FPX Split 考察pt.1
試しに投稿してみます。pt.2が出るかは知りません。
※※私は競技シーンに関して全くの素人なので鵜呑みにはしないでください。間違ってね?というところがあれば教えてください。
日本時間7/24 0:00AMに行われたマスターズのLower finalのOpTic vs FPXのSPLITについて考察します。(ファーストラウンドのみ)
まず構成の違いを見てみます。
Optic
FPX
同じなのはレイズとKAYOのみで、Opticは1スモーク2イニシ+チェンバーなのに対して、FPXは2スモーク1イニシ+キルジョイとなっています。
Opticはスモーク役としてアストラを、FPXはオーメンを採用しているところも注目です。
ファーストラウンドを見てみます。
初動を見てみます。特徴として、OpticはAメイン、Bメインともに詰め待ちしていること、FPXはベント側を空けていることがわかります。
MIDではOpticがメールボックス側にスモーク、ベント側にナイフとルンバを流します。
FPXはMIDにスモークとルンバを返し、スモーク抜きをしますが、ルンバが反応したことによってベント側に進まれた可能性が生まれてしまいました(実際にはVictorは帰っていますが)。
ベントを取られた時点で、A挟み、B挟み両方の可能性が生まれてしまいます。そのままサイトにいては挟まれて殺されるので、FPXはヘブンを捨ててヴァイパーをAに寄らせ、2人でBメインを取りに行きます。
しかし、MarvedがBメインの詰め待ちをしており、1人削られます。そのまましばらくしてヘブン側とのB挟みが決まり、Opticがラウンドを取得しました。
FPXがラウンドを落とした原因として最も大きいのは、Bメイン詰めによって1ピックを取られたことでしょう。しかし、そもそもベントを取られていなければBメインを詰めることはなかったと思うので、FPXとしては今後のラウンドでベントのコントロールが課題となります。
考えられる解決策としては
・ベントにアラームボットを配置する
・ベントに人を配置する
・人数を集めてMIDで戦う
等があると思います。
3rdラウンドを見てみます。
FPX側は先ほどの課題に対する解決策として、ベントにKAYOを配置していますね。加えて、ヴァイパーのカーテンもMIDに切られています。
初動、Opticはベント側にスモーク、プラウラー、ナイフを使いました。FPXはルンバとフラッシュ、グレネードを返し、ヴァイパーのカーテンも併せてMIDを戦いに行き、MIDの制圧に成功しました。その間にOptic側はルンバを使い、Bメインの確保をしています。
Optic側としてはMIDを取られ、Bメインを取れているため、チェンバーをラークにして、Bメインから攻める判断をします。
しかしこのラウンド、キルジョイのSUYGETSUはモロトフを買えていませんでした。Opticのセットはそこまで強力なものではありませんでしたが、アラームボット1つでは止まらず、結果としてBサイトは壊滅しました。
このマネーの少なさは、SUYGETSUが2ndラウンドにシェリフをバイしていたことが原因です。2ndシェリフには、キル時に相手に与えるクレジットダメージと、自分が得るクレジット、あわよくばラウンドがとれる期待値があるため、非合理的なバイではないと思います。しかし今回はSUYGETSUがキルできず、ラウンドも取れなかったため、悪い方に転んでしまいました。
結果論ですが、モロトフがあればOpticのサイト攻めは止まっていたと思います。
そのままプラントされて2v4となりますが、Shaoが4キルしてなぜかFPXがラウンドを取得します。フィジカルはすべてを解決する。
3rdを見た感じ、MIDコントロールに課題が生まれたのはOptic側で、FPX側としてはキルジョイのモロトフがあれば完全勝利していたでしょうから、さしあたり守りに問題はないといった認識でしょうか。
以上
誰か見てくれれば次だすかも。誰に需要があるかはわかりませんけど。
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