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やっぱり気になるよね「エンディングノート」


オトナ女子研究所の音声メディア「オバさん研究所(略してオバ研)」の内容をnoteでも共有しています。

素人の音声メディアですので、アレ、コレの連発で何の事かわからないと言う方も多く、ここで詳しくご説明できればと思っております。
< >内のコメントは、後から聞いて、もうバカ私って、反省している心の声です(笑)。

今回はオトナ女子研究所のメンバーの*吉澤ゆき子さん(*吉澤さんのプロフィールはnoteの最後に)をゲストに迎えてエンディングノートについてお話しています。

※女3人寄ればかしましいと言いますが、今回の収録、いやぁ~みんな人の話にかぶせるかぶせる。語尾何言っているのかわからないほど😆

エンディングノートも色々あります


パタ:私、今回夏休みに実家に帰省しました。実は父が今年の2月に他界しまして、新盆と言う事もありまして。その際に母のエンディングノートをチェックしてきました。

私がエンディングノートを購入したのは実は2013年頃だったと思います。きっかけですが、母が意外に体が弱く結構病院に入院する事が多かったんですが、2013年にも多分入院したんだと思います。その際に家の中、何がどこにあるのか父が全く知らないという事で焦りまして、母に書いておくように勧めたんですよね。その時に私も一緒に購入しました。

吉澤さんもお持ちと言う事で、今回実は色々なエンディングノートを持ってきてもらいました❣ これは吉澤さんのお母様のエンディングノートという事ですよね。

エンド1


まずはこの「私のこと、家族のこと 写真と文でつづる自分史」。素敵ですよね。

加藤:すごいですよね、これ。歴史を感じます。

吉澤:母は、昔の人のなので、今のエンディングノートみたいに難しい事は書いてないんですよね。どっちかというと自分の好きな事を書いているような。中にはその時代背景の写真もついててすごくわかりやすいなと思って持ってきました。

でもこの中に、最後、延命処置はいらないですと言う記載があったので、それを見て、私たちは母の意思がわかって良かったなって思ったんです。こういう事が書いてないと、後に残された人達はどうしたらいいかってやっぱり迷ってしまうから。

パタ:このノートがもう一つすごいのは「そのとき、私は」ってページに書いてあるんですけど、その上に「このとき、世の中は」って言う欄があって、そこに出来事が写真と一緒に掲載されているんですよ。なんだか新聞年鑑みたいな。すごいですよね。

エンド2

吉澤さんのお母様の記載を読ませていただくと、1947年吉澤家に嫁ぐと書いてあって、その上の写真に「デビュー当時の美空ひばり」ってあるんですよ!すごくないですか⁉
でもこう言うのすごくいいですよね。

加藤 : ほんと、凄いと思います。私の頭の中にあったエンディングノートの概念をいい意味で崩された感じです。

吉澤 : 今、世の中にあるエンディングノートとはちょっと違うけど、こういうのがあったらいいなと思うようなエンディングノートだなと思ってます。

パタ : 私も吉澤さんもエンディングノートのはじめはコクヨさんのエンディングノートですよね。

吉澤 : そうです、そうです。最初はこれでしたね。

エンド5


パタ:このノートの中には漫画で、こういう時に役立ちますとか、ノートの書き方などをわかりやすく説明してくれているんです。例えば、あなたが入院した時は、銀行の通帳はどこにある、ペットどうする、葬儀どうする、遺影はどうする、まさか借金ないですよねみたいな事も項目があるんですよ。

要は後に残こされた人が困らないようにと考えられたのがエンディングノートなんですよね。

100均にも売っているエンディングノート

エンド4

パタ:実は最近のエンディングノートと言う事で吉澤さんがダイソーのエンディングノートを持ってきてくれました。

加藤:えー100均にも売ってるんですね。

パタ:それもなんかかわいいんですよね。色もきれいだし。

加藤:ほんと、ほんと。

吉澤:これ何種類もあるんです。私はじぶんの事と健康の事のノートだけですけど、銀行口座とかお金の事用とか、後2-3種類あるんです。細かく分かれているんです。ただいくつもあるので、今度はどこに置いたかわからなくなっちゃうけど(笑)

パタ:実は今、コクヨさんのエンディングノートだけではなくて、宝島社さんとかいろいろなところからエンディングノートって出ているんですよね。

個人的に調べたところ、マイベストさんと言う、色々な物やサービスをランキングしてくれているサイトがありまして、こちらのサイトにエンディングノートのランキングがあったんです。先ほどみんなが話してくれた通り、エンディングノートには、設定されている項目や色々なアドバイスの項目、写真を入れるところとか、たくさんあるので、逆にどんなものを選べばいいのかつい迷ってしまうという事で、項目や特徴を比較して親切にランキングされているサイトでした。ぜひ気になる方は見てみてください。

マイベスト

【2022年】エンディングノートのおすすめ人気ランキング20選
https://my-best.com/7188
※リンクが飛ばない場合はコピペして検索してみてください。

今からエンディングノートを持つべきなの?


パタ:と言うわけで、私も吉澤さんもわりと早くからエンディングノートもっていた方がいいだろうという事でもっているんですけど、加藤さんは持っていないんですよね。

加藤:持ってないですね。もちろんエンディングノートは知っていましたけど、自分にいま必要だと全然思ってなかったです。

両親に書いてもらうって言う意識もなかったです。友達同士でも話題にもならなかったですよね。
やっぱりエンディングノートって言う響きがちょっとネガティブと言うか自分がいなくなった後の話と思うと中々積極的に使うって気になれなかったです。

パタ:私は母に勧めているうちに、あーそっかこれは私も必要だなって思ったんですよね。

吉澤:私は一人なので、私の事とか家の中の事とかわかっている人がいないので、何かを書いておいてあげなきゃいけないなって思って。
今すぐ何かあるわけではないけど、何かあった時に残された人が困らないようにしておいてあげなくっちゃなって思っているだけですね。必要な事以外に、楽しかった事を書きたければそういった事を書いておくでもいいと思うし。

パタ:実際に家族がなくなってお葬式を出さなくてはいけないって言う状況になってはじめて大変だなって思う事が多々あるので、エンディングノートは書いておいた方がいいなって思います。
例えば、病院で亡くなっても、その瞬間からいつ頃ご遺体取りに来ますか?とか葬儀はどこで?戒名どうしますか?お墓どうしますか?とか次から次へとやる事、決めなくちゃいけない事が出てきますよね。

吉澤:私の10歳下の弟が昨年急逝したんです。あまりにも突然だったから、弟も何もしていなくて。お墓やらなにやらで、大変でした。

パタ:お寺さんとかお坊さんの悪口を言うわけではないんですが、すごくお金がかかるので、これもやっぱりビジネスなんだなって実感しますね。

加藤 : それを聞くと、これは書いておくべきですね(笑)

パタ:一回こういうプロセスを経験すると書こうかなって思いますよね。実際ノートの中には本当に色々な項目がありますよ。延命処置しますか?遺影どうしますか?ペットどうしますか?資産はどのくらいありますか?遺言書書いておいた方がいいですよ、とかあらゆる項目があります。

エンディングノートを書く=死を身近に考える

加藤:エンディングノートを書くって事は自分が死と向き合う事。自分もそうだし家族も。そう考えると目をそむけるというか、現実として捉えたくないって思ってたんですが、お話聞いていると、どこかで行動を起こさないといけないって思います。自分が知識がなかった分、今聞いていて大事なノートなんだなって再確認にします。

パタ:そうなの。大事なノートなの。でも100均売ってるけどね(笑)
そして大事なノートなんだけど、書きにくかったりするよね。

加藤:名前がね。エンディングノートって言うのがやっぱり。もうちょっとポジティブなネーミングはないですかね。

エンディングノート、書きやすいのか

パタ:それと、エンディングノートってノートなので、手でカキカキするわけですよ。手で書いて、また消してって言う、この作業が若干面倒臭いんですよ。なのでこれってアプリとかにならないのかなって。

加藤:そうですよね。デジタル化して色んなアプリどおしが紐づいていたらパスワード問題も解決するんじゃないですか。

吉澤:本当そう。パスワードって結構変えてたりするじゃないですか。そのたびに書き換えるのもね、面倒ですよね。

パタ
:なんだかgoogleのコマーシャルみたいですね(笑)


吉澤:若い人はもっといろいろなパスワードとかアプリとかもっていたりするから、パスワード問題が解決したらいいですよね。

加藤:エンディングノートアプリって言うのは世の中に存在していないんですか。

パタ:存在していないのよ。

加藤:えー、それは誰か開発した方がいいですよね。お金のにおいがする💲💲💲(笑)。

吉澤:これ開発したらすごい反響あると思う。

パタ:結局今まではエンディングノートってお年寄りが書くからパソコンとか慣れてないだろうって言う考え方から入っているから、だからノートなんですよね。

吉澤:そうなんですよね。でもこれからは違うと思う。そういうデジタルな事もクリアしておかないとダメだと思う。

パタ:実際、書くという作業が意外に面倒くさいですよね。
後はノートによって書きにくいとか書きやすいとかあるんですよ。

というような事を言っていたんですけど…あったんですよ、エンディングノートアプリ😅 こちら今度チェックしておきます。

まだまだある、エンディングノートに対する要望

パタ:それとページを増やせない事。

吉澤
:そうそう。このページこれだけしかないの?って。

パタ
:いらないページはたくさんあるんだけど(笑)
<また、、、余計なひとこと>
ページを増やせれば、いらないページは書き直さないで✖して新しいページを増やせばいいだけだから楽なんですよ。
でもノートって言うだけに増えないんですよ、ページ。

吉澤:ここはもっとスペース欲しいとかいうところがスペースなかったりとかね。

加藤:カスタマイズ出来ないって事ですね。バインダーみたいな感じだったらいいのかな…?

パタ:そう、バインダー。でもバインダーに戻った方がいいのか、というとそれも、、、(笑)みたいな感じなんだけど。ただ実家に帰って母のエンディングノート見せてもらったら、結局書いてないんですよ。ノートに色んな紙を挟んであるだけ(笑)
なので、例えば銀行のページなら、そのページに何枚か紙とか入れられるクリアシートの頁みたいなのがくっついていたりとかするでもいいのかなって。

吉澤:結局きちんと書けるひとはマメな人。私は、いろんなノートに色々書いてしまって、まとめなきゃなって思うんだけど、ノート毎に書く欄が違ったりしているので、それをまとめるのがまた面倒くさかったりするんですよね。

加藤:それはでも重要な点なのでぜひ解決してほしいですよね。

パタ:コクヨさんでもツバメノートさんでも。後、最近の葬儀屋さん。「小さい葬儀屋さん」とかそういったところが作ってくれるとかいうのでもいいかもしれないですね。

加藤
:コクヨさんだと手描きしたものをデジタル化する仕組みとかすでにあったんじゃないでしたっけ。そういう技術をうまくつなげてくれるといいですよね。

パタ:手描きしたものをパシャっと写真に撮ってそれがそのままアプリにダウンロードされているとか。

加藤:それが一番いいんじゃないですか。

パタ:データを残すという意味で、CD?を入れるところもあったりするんだけど、これはさすがにもう古い気がする。

加藤:CDをどこで再生するの?

パタ:ですよね。これはもうアプリですね。

加藤:今、ノートアプリってすごく充実してて、それこそ自分でカスタマイズできるものとか。

パタ/吉澤:何それ?知らない(笑)初めて聞いた(笑)

加藤
:アップルペンシルでipadに書いて、手描きでもデジタル出来るんですよ。そういう物をうまくエンディングノートに活用すれば。頭がいい人が作ってくれればすぐ出来ちゃうんじゃないかな。

パタ:そのアプリの使い方をお教室で教えてくれたりするといいよね。

吉澤:ある年齢を超えたらそれが必要になると思う。

エンディングノートの表紙はおしゃれにしてほしい

パタ:ダイソーさんの「もしもノート」はかわいい表紙なんですけど、他のエンディングノートは正直表紙はあんまりおしゃれではないような。

吉澤:そうですよね。

パタ:それ以外に箱みたいなものがあってもいいかなって思う。エンディングノートだけではなくて、大事な物が入っている箱。それがおしゃれだったらテンションあがる気がする。

加藤:亡くなった後って、SNSはどうなってるんですか。

吉澤:私の弟がなくなった時もそれが問題だったんですよね。

加藤:SNSをどうするって事もエンディングノートに書く欄があるんですか。

吉澤
:あります。ただ弟は書いてなかったので、いまだに弟のアカウントは残っているんですよね。SNSの問題は面倒です。

加藤:こういう問題がたくさんあるなら、一回私たちで一冊サンプル作ってみたらいいんじゃないですか。

吉澤
:いいと思います。やりたいですよね、必要だし。面白い企画だと思います。

パタ:それはそれとして、とにかく、まずは加藤さんがエンディングノートを書いてみる事ですね。

加藤:私は今日一歩踏み出した気がします。本当に良かったです、色々な事が聞けて。後、吉澤さんがこんなにエンディングノート何冊ももっているのもビックリしたし(笑)、こんなに何冊もあるんだってびっくりしてます。

パタ:ぜひ書いてみてね。

こんなサイトもありますよ。

本日のゲストの吉澤ゆき子さんのプロフィールはこちらから



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