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家庭教師の新規生徒を募集します

◆連絡先

メールでの連絡先は、
oitatutor@gmail.com

です。また、Twitterアカウントは
https://twitter.com/oitatutorです。

はじめに

いま教えている生徒の指導が年末年始にかけて終了していくので、各科目の指導方針、新しい生徒募集とオンライン家庭教師の詳細についてご案内します。

どのような場所の生徒が対象か?

★対面授業

私は現在大分県大分市に住んでいます。週1などで定期的な対面授業を希望される場合は、物理的に授業におうかがいできる場所にお住まいの方が対象です。具体的には大分市、別府市、由布市にお住まいの方です。

いっぽう、週末や連休、長期休暇を利用した短期集中授業も対応しています。この場合は、交通費や滞在費を負担していただけるのであれば、柔軟に対応させていただきます。かつて東京で家庭教師をしていた頃は、中国地方の生徒を教えるために夏休みの間一週間ほどホテルに滞在して授業した経験もあります。授業も大変好評でした。

★オンライン授業

オンライン授業をご希望の場合は、当然ながらお住まいの場所を限定する必要はありません。ただ、これまでのオンライン家庭教師の経験上、やりとりにタイムラグがあったり生徒の反応が見えにくかったりで、対面授業と比べるとどうしても質が落ちてしまうと考えています。私としては、対面授業の補助として位置づけています。

★新課程から強化される「考える力」

現高校1年生から新課程になっており、授業内容や試験の内容が一変しています。大学入試共通テスト(旧センター試験)でもその傾向が既に始まっており、市販されている問題集や参考書のパターン学習では歯が立たなくなっているのが現状です。

大学入試センター令和7年度共通テスト問題の説明用資料より

数学でいえば、知っている解法を増やすのではなく、公式の導出課程を重視したり、データの妥当性を検証したりといった作業が今後は重視されます。

2022年大学入試共通テスト数IA本試より


英語は共通テストになってから語彙やアクセントの大問がなくなってしまったのも象徴的です。与えられた課題文のテーマを素早く読み取り、要約する力が求められています。個人的にはこうした学習アプローチを中高生に要求するのは非常にdemanding(要求が高すぎる)だと考えていますが、既に新制度が始まっている以上、受験生の側もそれに対応して準備するほかありません。

端的にいうと、生徒に「それはなぜ?」を問い続ける人の存在が必要だということです。

どのような授業ができるのか?

★数学

数学の家庭教師を必要としている生徒は、数学に苦手意識を抱えている場合がほとんどです。もともと数学が得意な生徒は、自分で問題集や参考書を解いていくことができるので、そもそも身近な指導者を必要としていないし、むしろ指導者を忌避する傾向があるように思います。

私自身も中高生時代は数学に悩まされ続けました。そして数学の苦手意識を取り去るのに大変苦労しました。その分、数学の成績が伸び悩んでいる人の気持ちがとてもよくわかります。いまは大抵の科目の指導が可能ですが、やはり今でも数学を教えるのが最も得意で、また数学の授業をするのが一番楽しいです。

どうやったら数学の問題が解けるようになるのか、何をすればよいのか、私が数学を克服したノウハウを全て生徒に伝えていきたいです。

★英語

英語の指導を必要としている生徒は、躓いている場所や目標地点によってさまざまです。SVO など五文型を知らないまま長文をフィーリングだけで読み解こうとしたり、単語・熟語の暗記学習を怠っているような人は、ドラゴンクエストでいうならば、剣も鎧もないままモンスターと戦うようなものです。まずは英語学習を日常化することに全力を尽くします。

単語など最低限の知識はあるし努力はしているものの、長文が読めないという生徒も実はかなり多いです。受験英語をモノにするためには暗記学習だけでは不十分で、実戦を数多くこなす必要があります。また、一般常識を援用しながら、いくつかのキーワードから筆者の言いたいことを推測する作業も重要です。

英作文が苦手という子もいます。私は10年以上、オンラインの各種サービスを利用して英作文を個人的に継続して鍛えてきました。結論としてはネイティブの添削の質には今でも敵いませんが、何を切り口にすればよいのか、どのように英作文を構成していけばよいかは、ネイティブ添削以上にわかりやすく説明できます。

まもなく受験する高校や大学の長文問題を一緒に解いて欲しいという依頼も多いです。基本的には過去問集の解説を読めば大抵のことは解決するのですが、解説が不十分であったり全訳が載っていなかったりで、手こずる場合も少なくありません。また、試験が近づいてくるとモチベーション維持やペースメーカーのような位置づけを期待されることもあります。こういったご依頼にも柔軟に対応させていただきます。

★理科(物理・化学・生物)

理科の学習は英数と比較して後回しにされやすい傾向があります。特に中学生は定期試験の直前以外は問題集も見ないという子がほとんどでしょう。しかし、理科ほど日々の学習がモノをいう科目もないです。周囲の人が手薄にしているからこそ、差がつきやすいのです。

物理、化学、生物の各分野は基本的な知識と例題を押さえておけば、よほどの難問でないかぎり、大抵の問いに適切に答えることができます。同時に、一夜漬けの試験勉強ではその知識をすぐに忘れてしまうので、非効率きわまりないです。

付け加えると、「データを分析し仮説を立ててその妥当性を検証する」という作業を最も重視するのが理科の特徴でもあります。新課程からこの思考過程が強化される事情もあります。理科を疎かにしていい理由はこれっぽっちもありません。

私自身の自然科学分野の学習歴に関していうと、大学では主に医学に関係する内容を学びましたが、中学生や高校生の頃もっとしっかり理科の基礎や考え方を勉強しておけばよかったと後悔したことが数えきれないほどありました。

自然科学の発展もやはり素朴な「なぜ?」の積み重ねに支えられているのですが、子どもの「なぜ?」に正面から答えてくれる指導者は案外少ないものです。

★社会(歴史総合、日本史・世界史・公共)

日本の高校では長い間世界史が必修でしたが、そのあおりで日本の歴史に関する知識が疎かになっているという批判が根強くありました。その結果、現高1の新課程から「歴史総合」が必修科目として新設されました。この科目は近現代の日本史と世界史を融合させたものですが、過去数百年間の変化や出来事を世界史と日本史の二本立てで見ていく能力が今後は求められます。

日本史ではスペイン・ポルトガルの商人が15世紀頃、なにかの偶然で突然日本にやってきたような印象を持ちますが、これを世界史と組み合わせることによって、なぜスペインとポルトガルが東アジアに進出したか、進出しなければならなかったのかが分かるようになります。同時に、ヨーロッパから持ち込まれた技術や文化がその後の日本にどのような影響を与えたのかも考察することができるようになります。

現実問題として社会の家庭教師を依頼されるケースは非常に稀ですが、私個人は社会科、特に歴史を得意としているので、苦手意識を克服したいという生徒がいたら、ぜひともお問い合わせ下さい。

★中高一貫校や進度の速い塾の授業フォロー

私が東京でプロ家庭教師として指導していた頃、もっとも依頼が多かったのが、難関中高一貫校の授業フォローと、SAPIXや鉄緑会など進度が異常に速い塾の授業フォローでした。どのような学校の生徒を指導していたかというと、他の場所でも言及したことがありますが、

筑波大学附属中学校・筑波大学附属高校(複数)、開成中学校・開成高校(複数)、武蔵高校、桐朋高校、海城中学校・海城高校(複数)、桜蔭高校、学習院中等科・学習院高等科、慶応義塾SFC、渋谷教育学園幕張中学校、浅野高校、芝中学校・芝高校、巣鴨中学校、巣鴨高校、成城学園、東京学芸大学附属世田谷中学校、江戸川学園取手中学校、開智中学校、東京学芸大学附属国際、日本女子大学附属高校、日本大学第一中学校

です。東京時代は筑波大学附属駒場、駒場東邦、渋谷教育学園渋谷(渋渋)、豊島岡女子、麻布の生徒を指導する機会がありませんでしたが、それ以外の「難関」とされる学校の授業は一通り見てきました。

その経験から言えることは、首都圏では入学偏差値が上がるほど学校の授業が放任主義になる傾向があるということです。特に開成中学の授業は他ではあまりお目にかかれないものでした。年によって違いがあるのかもしれませんが、幾何の授業は最低限の「公理」を用いて「定理」を導く作業に年単位で明け暮れており、私も大変驚かされました。

中高一貫校の理社担当の先生方は自由度が高いせいか、独自のカリキュラム・進度で授業を行っていることが多く、一般向けの参考書や問題集では対応のしようがない場合が非常に多いです。授業の中身も抽象的でわかりにくい上に、説明が下手で明らかに先生に問題があるようなケースは、学校に苦情を申し立てて波風を立てるよりも、家庭教師の形でフォローを依頼するのが最も有効だと思われます。私もそういう事例を数多く目撃してきました。そのこだわりが理科嫌いや社会嫌いの生徒を増やしているのだとしたら、本当に本末転倒な話ですね。

大分市内の中高一貫校(岩田・大分中学、大分高校特進、向陽中学、東明高校特進)ではどのような授業が行われているのか承知はしてませんが、やはり一般向けの参考書や塾で対応できない場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。

授業のお問い合わせ・体験授業・依頼について

私の授業方針や授業の進め方は上記の説明である程度ご理解していただけたものと思います。続いて実際の授業のお問い合わせや依頼について説明します。

◆連絡先

メールでの連絡先は、
oitatutor@gmail.com

です。また、Twitterアカウントは
https://twitter.com/oitatutorです。

です。お住まいの場所(最寄り駅などだいたいの情報で結構です)、指導する生徒の学年と学校、学習状況をお知らせ下さい。

◆体験授業

実際の授業に入る前に体験授業を行います。授業時間は120分で、体験授業料は2時間合計5000円です。交通費は不要です(特殊な条件やよほどの遠隔地の場合は応相談)。なお、2023年以降は体験授業の料金を値上げします。

授業後に本指導をご希望されるかどうか、体験授業後一週間以内にお知らせ下さい。

◆本指導の授業料

本授業の授業料と交通費は生徒の状況に応じて私の方から提示させていただきますが、時給5000円前後を目安にしておいて下さい。交通費は私の自宅から車で片道30km程度であれば無料です。

私が登録している大手の家庭教師派遣センターを通すことも可能ですが、これよりもかなり割高な授業料の設定になる可能性があります(実際にどのくらいの授業料になっているのかは私も承知していません)。

◆授業料の支払い方法

銀行振込、直接手渡し共に承ります。月末最終回の数日まで前にその月の指導報告と授業料をメールで事前にご連絡します。手渡しの場合は月の最終回の授業時に、銀行振込の場合は月内にお支払い下さい。残念ながら入金が頻繁に滞る場合は、私の方から指導をお断りする場合もあります。

◆本指導の終了

なんらかの事情で家庭教師の指導を終了する場合は、最終回授業の前までにその旨をご連絡下さい。家庭教師という指導の性質上、どうしても相性が合わない場合も残念ながらあります。私も無理に引き留めることはいたしません。

◆オンライン家庭教師


遠隔地にお住まいの方でオンライン家庭教師を希望される場合は、90分間の体験授業を行います。今後はオンライン指導の生徒を増やしていこうと考えているので、2022年12月中にお問い合わせ下さった場合は体験授業を無料にします。詳細は別の記事で扱いたいと思います。

◆連絡先

メールでの連絡先は、
oitatutor@gmail.com

です。また、Twitterアカウントは
https://twitter.com/oitatutorです。

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