底まで落ちると意外と明るい

年の瀬が近付いてきている。クリスマスが週末に迫り至る所がキラキラ幸せオーラで溢れている。他にも忘年会や年末の長期休暇など一年の中でも特にイベントが目白押しで楽しみすぎてソワソワしちゃう時期。そんなキラキラweeksの中、状態異常【どん底】になっていた男がいるらしい。

そう私だ。ドンッ!

今は割と復活したからクリスマスソングを聴きながら明るい感じで書けているけど今日の夕方まで結構チョベリバ(※超ベリーバット)な状態だった。

チョベリバになった理由は控えるけどここ数日は20代で一番自己嫌悪の嵐だった。心の中で言葉の刃が止まずに降り続く。先が見えない苦しみに耐えきれずうずくまる。ズタズタに傷つき抵抗できないまま底の底に落ちて行く感覚。辛かった。

昨日がピークでストレスと不安で朝方まで眠ることができなかった。

20代最後の冬にまさかこんなことを経験するなんて思いもしなかった。

でも今は気持ちがクリアになっていて前を向いている。快晴とは言えないが雲が散りはじめ、その隙間から希望の光がさしている。この光は20代で感じたどの光よりも強い希望で満ちているから驚きだ。あまりにも清々しいから一足先に年明けしたような心境。

落ちて落ちてとことん落ちた先で待っていてくれたのは希望だった。


多分だけど状態異常【どん底】ってのは人生を好転させる岐路にいる時にかかるのかもしれない。

自分の気持ちと嫌でも向き合わなければならない。弱い自分。本心につき続けた嘘。常日頃引っかかるけど目を背け続けてきたもの。それらを直視して棚卸をする。

この時に役立つのはやはり書くこと。書くことで絡まって複雑になった心をほぐしていく。その過程でいらないものを脱ぎ捨て、本当に自分が思っていることや求めていることを知る。

そうするとまるでハク(千と千尋)が自分の名前を思い出した瞬間にウロコが剥がれ落ち、人間の姿になったように自分のこれからがクッキリとイメージできる形で現れる。

とは言えすぐに好転するとは思っていない。理想を実現するのにも数年かかるだろう。でも今日のこの気付きは30代を生きる上で物凄く重要なキッカケになる。


今まさに状態異常【どん底】だという人はどうぞ安心してください。

底まで落ちると意外と明るい世界が広がってるよ。

そしてそこを抜ける近道は書くこと。書くって本当にすごいから!

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