何歳になっても遅すぎることはない

先月の頭くらいに高田明さんの講演会に行ってきた。

「高田明」だともしかしたらピンとこない人もいるかもしれないけど「ジャパネット高田」と言えば甲高い声で熱く商品の説明をする彼が頭に浮かぶはず。今は「ジャパネット高田の元社長」だけど。

ほぼ日の対談記事がキッカケで興味を持ってその時の気持ちが腹の中に残っていた。だから近所で講演会があると知った時はベイビーメタルのライブの抽選より早く申し込んだ。

それから高田さんの本を読んで更に気持ちを高めて講演会に行った。

講演会は本当に素晴らしかった。1時間がほんの数分に感じるほど。そのくらい聞き入ってしまう話し方と人柄だった。

特に印象的だったのが「何歳になっても始めるのに遅すぎることはない」という言葉。

人は歳を重ねるのに比例して新しいことにチャレンジするハードルがあがると思ってしまう。そうすると「もっと若い時だったら。時間を戻せるならやってみたかったなぁ」と考えて諦めてしまう。

でも結構遅すぎないことの方が多い。今の日本の平均寿命から考えると50歳の人だってそこから30年は生きる計算になる。となれば50歳からだってずっと継続すれば30年のキャリアをつくれる。

30代だったらあと50年もあるわけですよ。50年もあるんだからそこに覚悟が乗っかればどうにかなりそうじゃない?人生ひっくり返すには十分な時間があると思う。

というようなことを高田さんが熱く語るものだからすごくすごく感動しながら聞いた。

これ、同じ内容でも若い人が話したらあまり響かなかったと思う。がむしゃらに頑張ってきた大人の言葉だからパワーがあるんだ。この言葉を聞いた時の安心感は今でも覚えている。

結局どれもこれも「やるかやらないか」にかかっている。

だから今日からライターに挑戦している。

まだ本採用ではなくてテストライティング段階だけど。でも前々から興味があったことだからチャレンジすることにした。こうやってツラツラ書くのとは違った面白さと難易度があって「伝えるって奥が深い!」というのが新鮮な感想。

この頃新しいことにチャレンジすることが多くなった。

「ほぼ」毎日noteを更新すること。そこに料理の記事も書くこと。なるべく毎日料理すること。そして今日からはライターに挑戦する。

挑戦することが手っ取り早く自分の可能性を広げる(みつける)手段だと気がついたからだ。自分で自分の可能性を信じてそれを伸ばす場を自分に与えてあげる。これって本当に大切。

「何歳になっても遅すぎることはない」って言い換えれば「自分のことちゃんと信じてあげてる?」になりそうだ。

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