カツとパンの理想。
愛知県出身の私としては、
コメダ珈琲は他の店とは違う、特別な存在だ。
とはいえ、あまりにも当たり前のように何処にでもあるためか、わざわざ選んで足を運ぶことは少ないのだけど、
たまに行くとやっぱり落ち着くし、関東の店舗の少なさにはどことなく寂しさを感じる。
先日、出かけた帰りに久しぶりに寄った。
その日は、あえて、コメダ。
そう、あのカツパンが食べたかったから。
世の中一般的なカツサンドを思い浮かべると、
揚げたとんかつを食パンに挟んでパックに入れて売られていて、
基本的には冷めている(これはこれで良いのだが)。
コメダのカツパンはというと…
ふわっふわで熱々の柔らかいパンに
揚げたてのカツと千切りキャベツが挟んであって、まさに出来立てが頂ける。
「揚げ物は揚げたてしか勝たん」派の私にとっては、この上ない幸せである。
そして重要なのが、そのボリューム。
ぜひ皆さんでシェアしていただきたいところ。
(エネルギーを知って食べるか知らずに食べるか問題。)
といっても、パンもカツも柔らかくて、
1人でペロリと平らげてしまいそうで恐ろしい。
(今回は2人でシェア。通常3切れだが、4つ切りでお願いした。こういう細かい対応をしてくださるところもありがたい。)
熱々揚げたてなのに加えて、
他ではないぐらいジューシーで、
肉汁じゅわぁ……。
パンとカツの熱で少し火が通ったキャベツは少し食感が残ってシャキシャキ。
パンとカツの絶妙なつなぎ役。
赤味噌を使った甘辛いみそダレが
カツにかかっていて、肉の脂とこれまた合う。
(矢場とんのようなタレだくだくが当たり前の名古屋人としては、もう少しタレたっぷりを望みたいところ。)
手をギトギトにしながら大口開けて頬張る幸せ。
こんなにもジューシーでほかほかのカツサンド、他にあっただろうか。
超個人的、現状最良のカツサンド。
つまり今のところの理想。
皆さんもコメダに行ったらぜひ。
近くにあるとありがたい。
そしてなんだか安心する。
そんなコメダ珈琲のお話でした。
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