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おいしくいただきました。

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日々の食べた、飲んだ、話した記録を フィクションとエッセイを織り交ぜながら 書いていきたいと思います。
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2020年3月の記事一覧

2. 好きの呪いを甘く解く。

学生の頃に好きだった男の結婚式。 呼ばれた女は過去に彼が好きだった女とわたしだけだった。 彼にとって、わたしは一体なんだったんだろう。 たらふくご馳走を食べて、 おなかはもうはちきれる寸前だったけど、 わたしはわたしを甘やかしたくて寄り道をする。 意味もなく高円寺で途中下車をして、 見たこともない、ぶあついマカロン。 トゥンカロンと言うらしい。 体には悪そうだけど、 今のわたしにはこれが絶対必要な気がした。 引き出物の紙袋の中に投げ込んだ席札がふと目に留まる。 「これ

1. たとえ美味しくなくても。

「おすすめのお店は?」 と聞かれると、困る。 つい、ひとからおすすめされて行ったお店を紹介してしまったりする。 わたしはそこまでグルメではないし、 料理だって出来る方ではないので、 隠し味だとか細かいことになれば、もうさっぱり分からない。 ただただ、楽しく食べることが好き。 だから楽しいと、美味しさに補正がかかってしまう。 何なら美味しくなくても、楽しかったら許せてしまう。 「まずっ!」と笑い合えることが嬉しい。 幸い、「まずっ!」の経験は殆どなく、 「おいしいねぇ、た

0. 「おいしくいただきました。」はじめました。

はじめまして、kieです。 日々の食べた、飲んだ、話した記録を フィクションとエッセイを織り交ぜながら 書いていきたいと思います。 お気に召したら光栄です。 いまいちnoteの使い方が分かっていないので、 ヘンテコなところがあれば、どうかどうか教えてください。 それでは。