見出し画像

【EDH】フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King

初めまして、毎週立川で遊んでいるタコスと申します。
今回は普段愛用しているコルヴォルドの紹介をしたくて記事を書きました。

使用歴は1年弱です。

コルヴォルド

レベルは8~9くらいかなと思います。

・デッキリスト

こちらが現在のデッキリストです。(随時更新予定)

ジェネラルのテキストにドローと書いてありますので7ドローは採用していません。
また、《船殻破り》や《概念泥棒》が本当に厳しいので除去は多めに取っています。

主なフィニッシュムーブは《むかつき》《波止場の恐喝者》を絡めた早期決着、もしくはジェネラルのドローを生かした中~長期戦で《死の国からの脱出》《食物連鎖》に繋げます。
(極稀に《法務官の掌握》から寿司を握ります

・餌

主にコルヴォルドの餌として価値のあるカードを紹介していきます。

《五元のプリズム》

五元

《太陽の指輪》や《秘儀の印鑑》等の定番マナファクトの他に、使い切りで戦場に残るものをいくつか採用しています。

今回で言えば同じ役割を持てる《魔力の櫃》と《厳かなモノリス》の3枚体勢で運用しています。

《献身のドルイド》

画像4

2マナで展開でき、2マナを生み出せます。1マナを生み出すことしか出来ない貧弱なマナクリは全員解雇してしまいました。

3ターン目のジェネラル着地に寄与するマナクリは他に《ジョラーガの樹語り》《オークの木こり》《水蓮のコブラ》《ほくちの壁》を採用しています。

《ネクロポーテンス》

ネクポ

凶悪なエンチャントですが、このデッキでは一気に十数点支払うようなことは滅多にしません。3~4枚引いたら餌にします。

《最後の賭け》のように引いたカードを即座に使うギミックが取れるのであれば、大量にライフを払う選択もアリだと思います。

また、ジャンドカラーのドローソースで言うと緑に《森の知恵》がありますが、そちらは今回採用していません。代わりに《闇の腹心》を採用しています。

理由はボブはドローではないからです。

《踏査》

踏査

このデッキのインチキムーブの一つとして、フェッチを切ったらおまけでドローが付いてくることが挙げられます。

土地は現在33枚投入しており、ドローでダブついた土地を消化できるいぶし銀のような存在です。

追加土地プレイ権の水増しとして《迷える探求者、梓》を、落ちたフェッチを拾えるように《壌土からの生命》《レンと六番》も採用しています。

・妨害

《船殻破り》に当たるかどうかが採用の基準です。

四肢切断

《夏の帳》に弾かれる可能性がありますが、無色1マナで打てることがとても偉いです。

生物に限ればある程度広い範囲を見ることができますが、ペイライフが気になるようであれば《稲妻》の採用もアリだと思います。

今回のリストでは単体除去の水増しとしてもう1枚《致命的なはしゃぎ回り》を採用しています。

《衰亡の加護》

衰亡の加護

このデッキでも採用していますが、《波止場の恐喝者》のように最近は厄介な誘発型能力持ちのクリーチャーが増えてきました。

特に《タッサの神託者》のような、CIP能力でゲームを決めかねないクリーチャーへの対策として採用しています。

《蛮族のリング》

蛮族

スレッショルド達成で対象に2点を飛ばす土地です。ターゲットは勿論《船殻破り》です。

同サイクルの黒い土地に《陰謀団のピット》が存在します。そちらは対象のクリーチャーに-2/-2修正を与えます。

生贄シナジーも見込めることから両採用しています。

《毒の濁流》

毒の濁流

黒の定番全体除去の1枚です。あいにく、濁流に流されてしまうような貧弱なマナクリは数えるほどしか採用していませんので、気兼ねなく打つことができます。

コルヴォルドは能力の都合上どんどん育っていきますので、そういった意味でも相性の良い全体除去だと思います。

最近は全てのデッキから何度もヤツが出てきますので、2枚目の全除去として《Fire Covenant》も採用しています。

・蓋

後述のコンボを安全に決めるため、疑似的な《沈黙》を採用しています。

《落葉の道三》

画像10

全てを任せることができます。おじいちゃん……

真っ青な卓では如何にして道三へ繋ぐかを考えてゲームプランを組み立てると良いと思います。

《すべてを護るもの、母聖樹》

母聖樹

タップインが厳しいですが、《むかつき》や《破滅の終焉》を強引に通しに行けます。

他の対話拒否カードは《運命を紡ぐ者》《難問の鎮め屋》《魂の洞窟》《夏の帳》を採用しています。

変わったところでは妨害が切れたタイミングで《出現領域》を切って勝ちに行ったりもします。

・コンボ

《食物連鎖》

画像12

《不死身、スクイー》と合わせて生物無限マナ、コルヴォルドのCIPを使いまわしてスクイーをドローに変換し、デッキを掘り切ります。

現在は勝ち筋に《歩行バリスタ》を据えていますが、何らかの理由で追放されてしまった場合は《法務官の掌握》で《タッサの神託者》を貰いましょう。

《死の国からの脱出》

ブリーチ

コルヴォルドのオリジナルルートとして、《死の国からの脱出》+《ライオンの瞳のダイアモンド》+《壌土からの生命》or《暗黒破》を組み合わせることでデッキを3n枚掘り進めることができます。

無理に上記のルートを狙う必要はありませんが、《波止場の恐喝者》や各種チューターを使いまわすだけで簡単に揃いますので、覚えておいて損はありません。

・危険なカード達

特にジェネラルが着地している状態で通ったらゲームが終わりかねないカード達を紹介します。

《波止場の恐喝者》

波止場

もう何度も名前を挙げていますが、このデッキのコイツはXマナ生成にオマケでXドローが付いてくる特大インチキカードです。

《召喚の調べ》や《再活性》等を駆使し、あらゆる領域から飛んできます。

《汚物の雨》

汚物の雨

土地を生贄に黒マナを生むカードです。

要は土地から2倍のマナが出るようになるカードですが、このデッキではオマケにドローが付いてきます。

《死の国からの脱出》用に墓地を肥やすこともできる1石3鳥くらいのカードです。

《資源の浪費》

資源の浪費

汚物の雨と似たような挙動をしますが、こちらは先置き可能、黒マナ以外も生み出せる、後から置いた土地も生贄にすることができる、《運命を紡ぐ者》で打ち消されないといった利点があります。

・まとめ

1年弱使い続けた感想ですが、一言で表すなら対応力の高い《ギトラグの怪物》といった印象でした。

対応力が高いといっても赤ブラに《偏向はたき》と最低限の妨害が積める程度ですので、自分より早いデッキに対しては依然として厳しい戦いを強いられます……

また、このデッキのパワーは《波止場の恐喝者》がどれだけ活躍するかによって大きく変動しますので、ある程度他人の展開が遅いと本当に何もできずに終わってしまう可能性もあります。

それでも僕がこのデッキを使い続けていられるのは、フェッチ切って1ドローが楽しすぎるからです。いや本当に。

最後に、皆さんがこのジェネラルを組むきっかけになれたら幸いです。ありがとございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?