ホステルで働くぼくが、デイサービスをつくろうと思った理由
来年の夏、大学の同級生3人で岡山にデイサービスを立ち上げようとしています。
「どうしてデイサービスをつくろうと思ったのか書いてみたら面白いんじゃない?」ということで、毎週火曜日に1つずつnoteを書いていくことにしました。
前回と前々回はチームメンバーのしゅうへい、ちかの投稿でした。(二人ともちゃんと火曜日までに完成していてすごい)
そして3回目が、ぼくの番。
今、これを書いているのは火曜のお昼過ぎ。
頭のなかでは、2週間前から「あれを書いて、これを書いて」とぼやぼやと考えていたのに、いつの間にか火曜日になってしまいました。予定では、3日前には書き切っているはずだったんだけどな。
それはともかく、このマガジンでは、別々のキャリアを歩んできた3人が「サービスを立ち上げるまでの一年の間に考えていること」をそれぞれの視点からリアルタイムで発信していきます。
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自己紹介
まずはこれまでの2人にならい、かんたんな自己紹介から。
小武 悠(おだけゆう)といいます。
1995年10月生まれてんびん座、次男。
実家はお寺ですが、お経はほぼ読めません。
好きな食べ物の代表は、アジフライです。
写真と本屋と晴れと雨が好きです。
メンバーのしゅうへい&ちかと同じく、瀬戸内海に面した広島県三原市の大学に通っていました。
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そんなぼくは、これまでにこんな仕事をやってきました。
スーパーで牛乳を並べていたかと思えば、怪我をした人を治療し、ロボットをつくり、今ではホステルでゲストを迎えたりカフェラテをいれるなどしています。
こうやって書いてみると脈絡なく歩んできたようにみえますが、めぐりめぐって、スーパーでの牛乳の知識が今のカフェラテに生きている、と言えなくもないのかもしれない…
デイサービスの立ち上げに参加しようと思った理由
ぼくがこのプロジェクトに参加したのは、昨年の11月ごろ。
それまでにしゅうへいとちかの2人で、すでにデイサービスを立ち上げるための話し合いをしていました。その輪に入れてもらう形で、このプロジェクトに参加しました。
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なんでホステルで働いていて、突然デイサービスの立ち上げに参加しようと思ったのか?
実は、そのきっかけになった出来事がありました。
ぼくが今、仕事をしている京都市左京区のHOSTEL NINIROOMは、ホステルとカフェが併設された施設です。
毎日、国内外のゲストからコーヒーを飲みに来るご近所のおじいちゃんまで、いろんな人が出入りしています(ちなみに、この記事のトップ画像もNINIROOMの風景です)。
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そんな場を営んでいたある日、チームのひとりがこんなことを言いました。
「この場を生かして、小さな子どもがいるお母さんのための場をつくりたい」
そのメンバー自身、2歳の子どものお母さんでもあります。産後、ベビーカーを連れて気軽に行ける場がなかった経験から、NINIROOMをつかってなにかできないか?と考えたのが発端でした。
それがきっかけとなり、カフェの一角をつかって、小さな赤ちゃんがいるお母さんが、自分らしくいられるための場づくりがはじまりました。
ぼく自身、最初は赤ちゃんの抱っこの仕方さえわからない状態でしたが、回を重ねるごとに少しずつ運営の仕方をブラッシュアップしていき、参加していただいた方から嬉しい言葉をいただくことが増えました。
参加してくださった方の様子をみると、友だちとランチを食べながら雑談したり、夫婦ふたりで久しぶりのデートに出かけたりと思い思いに過ごされていました。
「母親としての時間」ではなく「その人自身でいられる時間」をつくるサポートができていると感じられた大きな経験でした。
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これは、僕自身がもともと持っていた「誰かをケアすること」というバックグラウンドと、「心地よい場をつくること」という今の活動がつながった瞬間でもありました。
この経験がきっかけとなり「どんな人でも、自分らしくいられるための場づくりがしたい」と考えるようになりました。
その後、以前から「デイサービス立ち上げたいと思っている」と話していたしゅうへいに相談し、3人で一緒に場づくりをしていくことになりました。
いま、ぼくたちがやっていること
そんなこんなで、今は3人であれこれ話しながらサービスのコンセプトを話し合ったり、立ち上げに必要な手続きって何があるんだっけ?と言っている段階です。
わからないことがあまりにも多く、お互いに日々の気づきをシェアしながら地道に進んでいっています。
一年後、どうなっているかなあ。
この発信を通じて、共感してくださる方や応援してくださる方と繋がり、少しずつ、地域の中に自分らしくいられる場を増やしていくことができたらと考えています。
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