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「三連単を当てるのは難しい」は間違い

こんにちは。ローズS三連単114万1点的中男のオオイシ・マーフィーです。

今日は三連単を当てることの難易度について書きます。

三連単を当てるのは難しいか

さて、タイトルに書いたように「三連単を当てるのは難しい」という感覚や意見について、「それは勘違いである」という話をしようと思います。

「またそうやって三連単を当てるのがさも簡単かのように言って」と思われるかもしれませんが、その感覚自体がすでに勘違いの賜物だと思うのです。

おそらく「三連単は難しい。だから買えないし買わない」と思っている多くの方は「三連単は1~3着を着順通りに当てなければいけないから難しい」と考えているのではないでしょうか。

たしかに、券種上「三連単は1~3着を着順通りに当てなければいけない」ということになっています。しかし、それはあくまでも券種(ルール・定義)上の話です。

予想上・馬券上で三連単を当てる難しさは、実際は三連複と同じです。というか、同じにできます。

三連単と三連複の難しさは同じ

例えばあなたが
「100円あげるから三連複1点で当てて」と言われた時と
「600円あげるから三連単3頭ボックス6点で当てて」と言われた時では
的中の難易度がまったく同じなのはわかりますか?
(どちらも「選んだ3頭が1~3着を独占すればOK」な馬券なので)

そうです。三連単は「点数が増える」ことはありますが、「当てる難しさ自体は三連複と同じ」にすることができます。

つまり、買い方次第で三連単の難易度は少なくとも三連複と同じところまで下げることができるのです。

実際に僕も基本フォームは「三連単軸1頭相手3頭マルチ」で18点(1800円)ですが、「軸馬が入って、かつ残り2頭が相手に入れた馬」であれば三連単的中となります。しつこいですが「三連複軸1頭ながし(相手3頭)」と同じです。

ですので、「上位3着までの馬を全部当てるのは難しい。だから三連複も三連単も難しい。」というのは正しい意見なのですが、「三連単だけが特別難しい」「三連単は一番難しい」というのは思い込みです。勘違いです。

プラス収支にしたいなら三連単

以前から書いているように、僕の信条は「小額投資で三連単を当てることがプラス収支への道」です。おそらく最短ルートです。

三連単と三連複では配当が異なり、着順によっては「三連複の方が割が良かった」「同じ金額で三連複で買えばよかった」となることもあります。しかし、買っている馬の中に特別に人気を下げている馬(=穴馬)がいるのであれば、着順ハネを期待して三連単にした方がいいでしょう。そのことは僕が先日書いた「5連単39万馬券を当てました」を読んでもらってもわかると思います。

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あのレースは穴馬が頭で突き刺さっていたので、三連複では32,500円程度の配当で、三連複を6口買って三連単と同じ投資額にしていたとしても配当は19万少々。なんと同じ馬を選び・同じ投資額でも配当には20万円差がついていることになります。これはすごい差だと思いませんか?引き合いに出すにはチャンピオンデータすぎると言われればそうなのですが、この配当の差が「三連複と三連単の差」です。(先にも書いたようにもちろん三連複が高くなるケースもありますが)

ですので、「1レースに600円以上賭けたくない」と言う人は別ですが、もし「三連複で3000~5000円賭けてる。」というような方がみなさんの中にいるなら、三連単への切り替えをおすすめします。上記のとおり三連単は難しいわけではないので。

もし今回の記事で「なるほど」と思える部分があって、まだ読まれていない方がいたら「軍資金が少ない人こそ三連単を買え」も読んでみてください。三連単の考え方が変わるはずです。

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おすすめの競馬本3冊

ところで最近、3年くらい前に買ったじゃいさんの本「ギャンブルのセオリー」を読みました。

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僕もこの本を買った頃にはすでに競馬にも慣れていて、「内容のほとんどのことは知ってるんだろうな」と思っていましたが、じゃいさんが何を書いているのか興味があり読んでみたら奥が深く、実益的な内容がたくさん載っていて勉強になりました。

当時読んだ内容の中には、今も頭の中に残っていて今の馬券に対する考え方に影響を与えている部分もありましたし、当時は理解できなかったけど今考えていることとまったく同じことが書いてあったりして自分の成長を感じることもできました。
(もちろんレベルが高すぎて真似できない部分もたくさんありましたが。)

僕は予想のうまさと馬券のうまさは半々くらいの大事さだと思っていたのですが、じゃいさんは「予想は30%程度」とおっしゃっていたのも印象的でした。

イラストが多く読みやすいですし、内容も端的で理解しやすいのでおすすめです。

巻末に亀谷敬正さんとの対談があります。


他の競馬の本で言えば、亀谷さんの「血統の教科書」もおすすめの本です。

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内容は血統について知りたいことがちゃんと書いてあるので、予想においてバイブルになる可能性があります。ガッツリ教科書なので難しく感じるかもしれないのと、事前知識が無いと置いて行かれそうになる部分があるのが玉に瑕*ですが、自分の興味があるところだけでも読んで内容としっかり向き合えば馬券には必ず活きてくると思います。
(*例:突然「Pサンデー」「Tサンデー」などの言葉が出てくるが、それについての説明が無いなど。ちなみにPサンデーはスピードタイプのサンデー系種牡馬、Tサンデーはスタミナタイプのサンデー系種牡馬)


雑誌では「競馬の天才!」を創刊から読んでおり、前身の「競馬最強の法則」から数えると4~5年読んでいることになるでしょうか。

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月刊誌なので情報の鮮度ではさすがにネットの記事にはかないませんが、専門家が書いている意見などは勉強になりますし、そういった知識は蓄積していくので長期的には馬券を助けてくれます。ライターにしかわからない裏側からの視点も競馬を見る上ではカギになることも多いので、こういった情報に目を通すこともおすすめです。毎月買わなくてもいいと思うので、暇があれば試しに読んでみるといいのではないでしょうか。秋競馬のシーズンですし。

余談ですが成人男性ばかりが読んでいる雑誌のはずなので懸賞に当たる確率が高く、僕もいままでいくつか賞品をいただきました。(キャップとかハンカチとか)女性誌に比べて応募する人が少ないはずなので応募してみては。


明日からは東京・阪神・福島の3場開催ですね。
GⅠはありませんが来週からのGⅠロードに向けて弾みをつけていきましょう!


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