適性で三連単を獲る
こんにちは。ローズS三連単114万1点的中男のオオイシ・マーフィーです。
競馬といえば昔は『とにかく強い馬』がいて、あのレースも勝ってこのレースも勝って、、みたいなことが多かったようですが、今は競走馬ごとに血統や厩舎で能力の方向性や適性が分かれていますよね。
明らかに格上だと思われていた馬がコロッと負けたり、格下だと思われていた馬が金星を上げるときは、紐解けば適性の差があったということがよくあります。
現代では、「どの馬が強いか」という一元的なものさしではなく、様々な適性を比べて「どの馬が最もこのレースに適性があるか」を考えるのが予想の基本になっていると思います。僕もレースの予想をするときは必ず適性を考えます。
たとえばひとつは脚質適性と呼ばれるもので、まずは平たく「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」のタイプに分けて考えるなどです。
「この4つの中でどのタイプが有利なレースになるか」、「どのタイプが有利な展開になりそうなメンバー構成か」などを考えています。
もっと細かく見ると「自分が先頭じゃないとダメな馬」「自分が先頭で、かつスローペースでないとダメな馬」「前にはいきたいけど先頭になってしまうとダメな馬」などもいるので、そのレースで買えそうな馬がどういうタイプなのか仮説を立てながらコースへの適性や相手関係を予想するといいと思います。
適性の種類
適性には脚質適性、コース適性、距離適性、展開適性、馬場適性などがあります。一般的に挙げられるのはこのあたりですが、細かく独自で馬の適性を測っている方もいます。(ラップとか騎手との相性とか)。また、騎手自身や厩舎にも適性があるので事前に情報やイメージを持っておくといいと思います。
ここからは三連単におけるこれらのポイントについて話します。
適性の活用
これはどのレースについても言えることですが、まず重要なのは「そのレースで求められている適性」をあらかじめ想定しておいて、それに見合う馬を探すことでしょう。
僕が三連単を買うときに決めているのは「同じ適性をまとめて買う」です。例えば先に挙げた脚質では、前に行ける馬が有利なコースなら前に行ける馬をまとめて買います。逃げ馬と差し馬を同居させるような買い方はあまりしません。それをやると結局人気サイドの馬ばかりをピックアップした三連単になりかねないからです。(京都金杯で人気馬のカテドラルを無視したのも同じ理由でした)
コース適性は、単純に「その競馬場で好走しやすい」ということもありますし、複数のコースを「似た適性を求めるコース」としてまとめて「こういうコース形態が得意」と判断することもできます。
コース適性がある穴馬を見つけることが三連単的中で高配当を得るひとつのポイントと言えます。人気サイドが強そうでも、穴馬を1頭軸に立てるだけで的中時に高配当を得ることができます。比較的的中しやすいので三連単の基本フォームとしてもおすすめです。
距離適性は単純に距離のことでもあり、一般的には短距離は米国血統、長距離は欧州血統の馬が得意とすると言われています。また、騎手では横山典弘Jと蛯名正義Jが長距離が得意なイメージが個人的にはあります。
同じ距離でもコースによって求められる適性が異なる場合があるので注意が必要です。(実際の距離よりも短めの適性が必要とか、長めの適性が必要とか)
また、最近では「根幹距離」「非根幹距離」と言って、1600m・2000m・2400mを「根幹距離」、それ以外を「非根幹距離」と言い、血統やタイプによって得意不得意が分かれるという見方もあるので、三連単で人気馬を切る根拠になり得るものとして覚えておくといいと思います。
展開適性は、スローな展開が得意とか、ハイペースな展開を歓迎などです。位置取りによっても変わるので、レース展開がその馬にとって好ましいものになりそうかを見ます。前半が速くなるとか後半が速くなるなどのラップ予想や、太組不二雄さんの馬群マスターなども広く言えばこの展開予想に含まれると思います。
馬場適性は、いわゆる「パンパンの良馬場」と言われる乾いた馬場を好むのか、雨で水分を含んだ馬場を好むのかだったり、同じ良馬場でも速い時計が出る馬場がいいのか、時計がかかる馬場がいいのかなどです。
僕は雨が降って不良馬場だった2017年のキタサンブラックの天皇賞秋で、道悪適性を基準に馬を選び、13番人気のレインボーラインを拾って三連単55,000円が的中しました。
近年の競馬番組では「馬場がどうか」「当日の馬場は」など馬場の話ばかりしているイメージがありますが、それくらい馬場適性は注目されているファクターだということです。
血統
僕は主に上記の複数の適性を血統と戦績から読み解きます。
血統を勉強していると、血統で見た場合の脚質適性、コース適性、距離適性、展開適性、馬場適性、前走からの臨戦過程などをある程度一定のものさしで見ることができるので、予想に軸ができ迷いがなくなり勇気を持って穴馬を買うことができます。
勉強には少し時間がかかりますが、まず1頭自分の好きな馬の血統を勉強するところから始めるだけでもいいのではないでしょうか。知ってる血統が増えてきた方が三連単は当たりやすいですが、僕みたいに「結局ディープ系しか当たってない」みたいなことがあっても三連単は獲れるのでおすすめです。(亀谷敬正さんも「一頭の種牡馬を覚えれば競馬は勝てる」と言っています)
また、三連単で重要なのは「人気馬を切る」ことなので、根拠を持って人気馬を切れるとなれば三連単を買う上ではかなりの強みになります。人気馬だけの三連単を買っていても儲からないので。
「血統的には後方につける方が合ってるはずなのに、ずっと前につけて戦ってきた馬」などもたまにいるので、今回も同じ戦い方になるのか変わる可能性があるのかを考えるのもひとつのポイントです。
一番重要な適性
実は、これらの適性以外に僕が最も必要だと考えている適性があり、僕はそれを発見して馬券収支が劇的に向上しました。大げさに聴こえるかもしれませんが、マイナスだった去年までと比較したら「爆発的に向上した」と言ってもいいレベルです。
上記の適性を理解して予想に組み込むだけでも充分的中率の向上が見込めると思いますが、これを理解すると無駄な馬券が圧倒的に減るので、投資金額が絞れる分マイナスが減り、期待値の高い馬券を買う金額が増えるので収支がグッと上がります。馬券を買う勇気と自信が持てます。
少なくとも僕は他の人から聞いたことがない話だったので、みなさんも初めて聞く話になる可能性が高いと思います。有料にはなりますが金額以上のリターンは見込めるはずですので、興味があれば購読していただけたらと思います。
残り2ヶ月の秋競馬も楽しんでいきましょう✨
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