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ふと思った

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ふと思った事を少しずつ ちょっと寂しい感じ。
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2018年5月の記事一覧

間に合った

間に合った

間に合った。
その瞬間には間に合った。
間に合ったからなんなんだと言われればわからない、何にもできなかったのだから。

ほとんど意識もなくて
苦しそうに息をして
そんなあなたを大きな声で呼んで
それで何になるわけではない
あなたのためになるわけではない。

そして
あっけなく息が止まる

そうだ父母の時は息の止まる瞬間には私は居なかったのだ
だから余計にあなたの時はあっけないと思った。

みんなを

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哀しいとも違うし
寂しいとも違うし
悔しいとも違うし
それ全部とも言えるし
違うとも言える

まだまだだな私は。

どこまでも平行線って本当にあるんだね。
笑っちゃうほどの平行線。
良く考えたら
お互い歩み寄る気もないんだから
仕方ないよねぇ。
逆に
平行線ならまっすぐだし
いいんじゃない?
とか思ったりしてね。

そうやって誤魔化していくんだわ。
平行線。

とうとう
時が来るかもしれない
もう見たくないけれど
逢いに行きたい
何もできないのにね
何をしに行くのだ
ただ逢いに行く
貴方の為になんの役にもたたないのに。
ゴメンね。

黒い雲が
ドンドン流れていく
いつもなら
風が強くてグングン流れていく
風よもっと吹け、と願う。
だけど今日は
そのままでいいよ
時間なんて経たなくていいよ
そのままで、と思う。

何故だかわからないけれど
そのままでもいい気がしたんだ。

父と母に供える湯呑みを洗う
いつもの癖で飲み口をよく洗う
ふと、必要ないことだと気づく。

供えて写真を見ると
二人とも今日は笑っていた
そんな朝でした。