第一印象を過信しない
概要
直感を信じすぎないようにする。
解説
創作物を評価するとき、伝聞や推測で判断を下すと誤りやすい。
少なくとも一度は実際に見たり聞いたりして、実感に基づいて評価するようにしている。
しかし、最近はこの自分ルールも不十分なように思えてきた。
一度だけ見たり聞いたりして、その少ないサンプルを元に判断するのは、自分の感覚を過信しているように感じる。
初見で面白くないと感じたとき、たまたま面白くない作品に当たったのかもしれない。
自分の側に問題があり、面白さを感知するセンサーが未熟だったのかもしれない。
そのときのコンディションによって、楽しむ余裕がなかったのかもしれない。
“あの作者の作品は以前に面白くなかったから、自分には合わない”という判断によって損をする可能性がある。
好きや嫌いという感覚は大切にするべきだ。
だが、それを絶対の基準とすべきではないように思う。
多少は評価に“遊び”を持たせることが、より多くの面白い作品と出会うチャンスをもたらすだろう。
(文/SIX)
from 韻韻
次回機器メンテナンスの際、もう少し高性能なセンサーに換装してみては?
変更履歴
2021.10.20 メールマガジン用に書き下ろし
2022.6.24 note用に改稿
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?