残りの学生生活

あっという間に夏休みも折り返し地点になった。

最近は、あーもう学生じゃなくなるんだって思うことが度々ある。社会人になるのが嫌というよりは学生でなくなるのが嫌。ここ1年半はほとんど大学に行ってないせいか、学生の実感すら得られていない。なのに、卒業までは約半年になってるから納得できない気持ちもある。

ただ、他の学年と比べれば、まだましなのかもしれない。2年間でも大学に通えたことは、このご時世になった今では恵まれていたともいえる。それに、就職活動も基本的にオンラインだったから、体力的に疲弊することもあまりなかった上、短時間で多くの企業を知ることができた。

コロナ禍の生活はネガティブな印象が強いけど、ポジティブな面も少なからずあったように思う。自分にとって本当に必要なものや、本当に大切な人を見つめ直せた期間にもなったし。

とはいえ、残りの学生生活に関しては本当に悩ましい。自由って言葉は聞こえはいいのだが、優柔不断な自分にとっては選択肢が無限にあることも悩みの原因になる。

免許と資格は決まってるけど、もっと楽しいことをしたい。それを考えると、旅行であったり、スノボであったり、ゴルフであったり、どちらかといえばアウトドア系のことを思い浮かべる。ただ、どこかコロナのことが頭にあって、「今するべきなのか?」や「もう少し落ち着いたらしよう」という結論に至ってしまう。

けど、自分が楽しめないのはコロナのせいだと思うのも、何か違うような気もする。行動が制限されていることに関しては憎い気持ちもあるけど、その変化についていけていない自分が惨めだとも思う。

読書とか料理とか絵描いたりとか音楽やってみたりとか、やろうと思えばできることは無数にある。それが楽しいかつまらないかはやってみないと分からないのに、これまで私は、自分には合わないとか興味ないといって、挑戦せずに逃げてきた。

だからこそ今は、楽しめるものを限定してしまっている自分を変えていくチャンスなのかもしれない。

トライしてみる。

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