2024年各産業・業界の展望

https://www.smbc.co.jp/hojin/report/investigationlecture/resources/pdf/3_00_CRSDReport139.pdf?utm_source=substack&utm_medium=email

上記のurlからざっくりと今年の各業界の展望をざっくりとまとめておく。メモ用。

  • 鉄鋼:中国の需要減や供給過剰により価格が下落し、国内外で再編の動きが高まる。

  • オイル・ガス:原油価格の高騰や環境規制の強化により、低炭素化やコスト削減に取り組む。

  • 石油化学:プラスチックの代替品やバイオマス由来の新素材の開発に注目が集まる。

  • 紙・パルプ:物流の2024年問題に対応するために、共同配送や物流子会社のカーブアウトなどの施策を進める。

  • 医薬品:新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発が続く一方、ジェネリック医薬品やバイオシミラーの普及が進む。

  • 食品:食品の値上げラッシュや訪日外国人客数の回復により、業績に明暗が分かれる。フードテックや木質由来の新素材の開発にも注目。

  • 電子部品・半導体:巣篭り需要の反動減が一服し、PCやスマートフォンなどの民生IT機器の需要が回復する。4国内半導体新工場の計画進展にも期待。

  • 家電:スマートホームやIoTの普及に伴い、家電の連携やサービス化が進む。環境規制の強化により、省エネやリサイクルにも配慮する。

  • 機械:産業機械や建設機械の需要が堅調に推移する一方、工作機械の需要は低迷する。ロボットやAIの活用により、生産性や品質の向上を図る。

  • 自動車:電動化や自動運転の技術革新が加速する中、国内外での規制や競争が激化する。新興国市場やMaaSの拡大にも対応する。

  • 造船:国内需要は低迷する一方、海外需要は回復傾向にある。環境規制の強化により、LNG船や環境対応船の需要が増える。

  • 通信:5Gの商用化やスマートフォンの普及により、通信量や通信速度が増加する。クラウドやAIの活用により、サービスの多様化や付加価値の向上を図る。

  • 海運:コンテナ船やLNG船の需要が高まる一方、タンカーやばら積み船の需要は低迷する。環境規制の強化により、省エネや低排出の船舶の開発に注力する。

  • 空運:新型コロナウイルスの影響で国際線の需要が大幅に減少する一方、国内線の需要は回復傾向にある。LCCやMaaSの普及により、サービスの多様化や価格競争が進む。

  • 陸運倉庫:物流の2024年問題に対応するために、労働力確保や生産性向上の取り組みを進める。宅配大手の値上げや協業により、物流コストの転嫁や効率化が図られる。

  • 建設:インフラの老朽化や災害対策により、公共工事の需要が堅調に推移する。民間工事の需要は低迷するが、オリンピック後の再開発や海外展開に期待が持てる。

  • 不動産:住宅需要は人口減少や低金利の影響で低迷するが、賃貸住宅や分譲マンションの需要は堅調に推移する。オフィス需要はテレワークの普及により減少するが、物流施設やデータセンターの需要は増加する。

  • アパレル:新型コロナウイルスの影響で需要が減少するが、オンライン販売や海外展開により回復傾向にある。生産拠点の移転や環境対応素材の開発にも注目が集まる。

  • スーパー・ドラッグストア:巣篭り需要の剥落や食品の値上げラッシュにより、業績に明暗が分かれる。物流の2024年問題に対応するために、物流面での企業間連携に注目が集まる。

  • 外食:新型コロナウイルスの影響で需要が大幅に減少するが、テイクアウトやデリバリーの拡大により回復傾向にある。海外市場における日本食レストランの展開にも期待が持てる。

  • レジャー(旅行・ホテル):新型コロナウイルスの影響で需要が大幅に減少するが、国内旅行の需要は回復傾向にある。訪日外国人客数の回復やMaaSの普及により、サービスの多様化や価格競争が進む。

  • 電力:再エネや原子力の活用により、脱炭素化に向けた取り組みを進める。電力自由化により、新規参入者や小売電力会社の競争が激化する。

  • 情報サービス:5Gやクラウドの普及により、データの収集・分析・活用が進む。AIやIoTの活用により、サービスの多様化や付加価値の向上を図る。


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