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移動する痛み、それって線維筋痛症かも?!

初めまして!!
今月から鑑別マガジンも執筆することになりました
鍼灸師の大井研人と申します!!

鍼灸師とNASM-CESの資格を持って活動しており、
評価から原因の把握、鍼や徒手での介入、運動療法で原因の改善とセルフケアの指導
という形でこれまで臨床を行ってきました。

鑑別マガジンでは鍼灸師目線や運動療法を処方していく目線で評価から鑑別のところを執筆していければと思っております。

皆様の臨床の悩みに少しでも、解決策をご提示できるようなものを作っていきますので、これから宜しくお願い致します。


さて、今回は線維筋痛症について書いていきます。
臨床で患者さんから主訴として話してもらった部位を施術したら、
次はほかのところが痛くなった、
次はここが、、
次はここが、、、

と切りが無いケースってありませんか??


本来、一つの場所が改善すれば、
「良くなりました!!」
と満足して帰路についてもらってもよいところでしょう。

しかし、なぜ痛みが移動するケースが起こるのでしょうか。


これは患者さんの思考といわゆる線維筋痛症の病態が隠れているケースなのではないかと考えています。

この記事のようになったから線維筋痛症です!!
となっては欲しくないのですが、今回ご紹介する病態を把握しておけば次々に痛みが移動する患者さんや経過は良いはずなのに不満げになる患者さんを前にしても慌てずに落ち着いて対応できるのではないかと考えています。

それでは、病態と評価、簡単な介入についてご紹介していきます!!

☑線維筋痛症とは

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月に3回更新予定のこのマガジンでは臨床のヒントや運動療法マガジン、鑑別マガジンで投稿する記事も載せています。

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〝鑑別〟のイロハや、重要性を伝えていく、解いていく、各方面(柔整.鍼灸.理学療法士.アスレティックトレーナー)のスペシャリストによるマガジ…

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