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【第13回】SNSのコミュニケーション

先日、X(Twitter)アカウントを開設して1年が経過しました。

この間、投稿数は3000ポスト(リツイート含む)を超え、フォロワーは2860、インプレッションは月平均で23万回、県議選があった昨年10月は過去最高の69万回になりました。

日頃から〝いいね&リポスト〟はもちろん、発信を見てくださる全ての皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます!!

SNSで学んだこと

私がTwitter(当時)を始めたのは約8年前。公明党の職員として、SNS広報を担当する部署に配属されたことをきっかけに、LINE、Facebook、X(Twitter)、Instagram、YouTubeなどの運用に取り組んできました。

その中で、学んだことが2点あります。

1つ目は「SNSが新たな人間関係をつくるツール」であるということです。

※以前から、詐欺や犯罪に使われるケースもおり、誰もが参加できる以上、十分に注意しながら運用する必要があります。

そもそもSNSは「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略で、日本語に訳すと「社会的なネットワークを築くためのサービス」と言われ、相互にコミュニケーションを図ることを目的にしています。

自分が興味や関心がある事を発信していく中で、相手から〝いいね〟されたり、こちらからも〝いいね〟したり、コメントしたり、相手を知り理解するようになります。例えば、共通の大好きなアティーストがいれば、同じファンとして一気に親近感が生まれるはずです。

現実社会で、人と人が出会い、友達になって仲良く語り合うように、SNSをきっかけに新しい関係がつくられるわけです。

また、情報発信のツールですが、発信をする人、受け取る人というように役割がある訳ではありません。SNSに参加する全員が主役です。ネット上の影響力やフォロワーの数、情報の有益性など違いはありますが、誰もが自分の思いを持って運用しています。

アカウントの先には見えない「人」が存在します。その相手に対して、敬意を持って接することにより、お互いに共感や信頼が生まれていくと思います。

2点目は「継続は力なり!やり続けることが重要」ということです。

ありがたいことに、日々発信を続けていくと、少しづつですが見てくれる方も、いいね&リポストで反応してくれる方も増えていきます。誰もが日々成長を続けていくように、SNSのアカウントも〝育てる〟という感覚が重要だと思います。

たまにしか発信をしなかったり、途中で発信をやめてしまえば、アカウントの成長も止まってしまいます。最初は発信しても反応が少なく大変だと感じることが多くても、コツコツ続けていくことで、着実に成果が出ると思います。

実際に、影響力・拡散力があるアカウントは、長く運用されているとの分析もあります。私も開設してまだ一年程度ですが、今後も続けていくことで、アカウントを成長させ、少しでも多くの方に認知してもらえるよう頑張っていきたいと思っています。

議員にとってのSNS

昨年の選挙戦で訴えましたが、議員・政治家は「いま何に関心があるのか」「何を実現したいのか」「何に取り組んでいるのか」、もっと目に見えるかたちで自分の思いや取り組みを伝えていくべきと考えています。

また、地域のPR大使との思いで、地元の魅力を発信したり、頑張っている人を紹介したり、一緒にイベントを盛り上げたり、仙台・宮城の魅力を日本中、世界中に発信することも重要だと思います。

市民・県民、有権者に政治を身近に感じてもらう!実際に一人ひとりと会い、語り合うことは基本中の基本ですが、SNSを活用することで、世代や地域を超えて、広く多くの方に〝政治のいま〟を伝えていくことも、議員・政治家に求められる姿勢だと感じています。

ルールを守ってこそSNS

長くSNSに携わってきましたが、(特にXは匿名であるため)攻撃的かつ排他的な発信をする方がいるのも事実です。皆さんご存知のように、SNSなどインターネット上で、誹謗・中傷の書き込みをすれば刑事責任を問われる時代になりました。

もちろん、自由な言論空間として、意見や批判は良いと思います。しかし、先日もサッカー日本代表選手に対する、心ない中傷が問題になりましたが、ルール(ユーザーが守るべき規則)に違反すれば参加する資格はありません。

コミュニケーションのツールとしてではなく、他者の批判や攻撃ばかりのアカウントは、いずれ淘汰されていくと私は信じています。SNSの魅力を信じる一人のユーザーとして、これからも悲観することなく活用していきたいと思います。

「出会った方を大切に!」SNSの可能性

最後に、私はこれまで、SNSをきっかけに知り合った方が沢山います。実際に会いに行った方、zoomなどオンラインでやり取りした方、ファンになり応援している方もいます。SNSがなければ会えなかったかもしれません!現実社会で人と人が出会い、新しい人間関係が生まれていくように、新しい形のコミュニケーション方法だと実感しています。

現代は価値観が多様化した社会であり、生き方も考え方も人それぞれです。新しい価値観を提示したい、問題意識を共有したい、社会の仕組みを変えたいなど、色々な方がSNSに参加し日々発信を続けています。

文豪・吉川英治氏が好んで使った「我以外皆我師なり」という言葉のように、私も多くの情報や意見に触れながら、いま求められている社会のあり方が何なのか模索していきたい!そのツール(手段)として、SNSを活用していければと考えています。

また一年後、皆さんに続けてきた結果を報告しながら〝やって良かった〟と伝えられるよう、今後も素晴らしい出会いに期待をしながら、頑張ってまいります!

皆さん、よろしくお願い申し上げます!!

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