Twitterが死んだ時の話をしよう~令和5年API制限の乱~【Threads登録しました】
こんにちは、おいでよ上田です。
ここ数日、TwitterのAPI制限の話でもちきりなわけですが、おいでよ上田はどうなのかとか、今後どうしようかみたいな話をつらつらと書いていきます。
Twitterで何が起こっている?
こちらの記事を参考に概要を説明すると、以下のような感じです。
イーロン・マスク(=Twitterの所有者)が「毎日読込みできるツイート数を制限した」と発言
7月4日17時の時点で以下の数が上限とされる
Twitter Blueアカウントは10,000件
無課金のアカウントは1,000件
開設したばかりのアカウントは500件
AI学習など?の大量のデータ読み出しに負荷がかかっている(つまりサーバー等の維持費が高くつく)ためと思われる
一時的な措置なのか今後継続するかはっきりしたことは不明
ポイントとなるのは「閲覧したツイートの数」ではなく「読み込んだツイートの数」となるところ。
一度更新するとある程度のツイートを一気に読み込みを行うので、特に多くのユーザープロフィールを見たり、検索やリスト等を横断して閲覧している人にはかなりしんどい条件ではないかと思われます。
はっきりわかってはいませんが、1日のリセット時間は日本時間で9時ではないかと。
他にもなにかわかっていることがあればコメントで教えてください。
影響を最小限にするためにできること
どうしたらいいか?を書き出していくとこんな感じです。
Twitter Blueに課金する
金額は【980円/月】または【10,280円/年】。
ただしBlue会員も上限がないわけではなく、10,000件読み込みをしたら制限されてしまいます。
一度に様々な条件を横断してツイートを見ない
検索なら検索(しかも何度も検索しない)、リストならリスト、タイムラインならタイムライン…と、条件を絞って閲覧する。
でもコレ、意識してやるとなるとかなり面倒です。
別サービスに避難する
比較的取りやすい選択肢としてはこちらです。
ただTwitterライクで誰でも参加できるサービスは現時点でないに等しく、様々なサービスに分散して避難しているのが現状がと思われます。
避難先の選択肢として多く見られるのは以下の3つです。
マストドン
Instagram
Threads(Metaが7月6日サービス開始予定のTwitterライクなSNS。)
タイッツー(一般の方が開発したもの。現状できることは少ないが随時機能追加予定とのこと)
個人ユーザーはマストドンまたはタイッツー、PRが必要なアカウントはInstagramに避難しているように見えます。
近日サービス開始予定のThreadsはかなりTwitterに機能を寄せているようなので、こちらが最有力候補になるのではと現時点では感じます。
【追記】7月6日にThreadsが公開されたので、おいでよ上田のアカウントも作成しました。フォローしていただけると嬉しいです!
→ おいでよ上田Threads
【追記】タイッツーも登録しました。
→ おいでよ上田タイッツー
おいでよ上田のアカウントで出ている影響
ところでおいでよ上田のアカウントはどうかというと、実はそこまで影響は出ていません。
実は読者のみなさんがイメージされるほどTwitterを閲覧している時間が長くないのが主な理由と思われます。
平均してもだいたい1時間ちょっとくらいで、30分程度しか見ていない日もざらにあります。
一度の閲覧時間が長くないことと目的を持ってタイムラインを見ていること、さらにおそらく検索を極限に効率化していることも理由ではないでしょうか。
じゃあこのまま使うのか?
とはいえ、正直なところTwitterがこのままの仕様が続くのであれば、乗り換えを検討したほうが賢明と考えています。
理由は明確です。
災害時に緊急情報を得る・発信する媒体として脆弱すぎること。
わたしは令和元年台風19号の被害があった時から、SNS、特にTwitterの運用の大きな軸の1つとして災害対策を据えています。
これは当時、災害時に地元で何が起こっているのかを検索しまくったり、フォロワーの皆さんからリプやDMで連絡をいただいたりして手作業で情報を集めた経緯があるからです。
もし今の仕様の状態で大きな災害が起こったとしたら、際限なくツイートの読み込みができないということになります。課金をしてもそれは代わりません。
当時わたしが行ったような災害情報の検索や共有・拡散をしないとしても、災害時は情報が生死を分けることなどいくらでもあります。
そして、特に日本という国は災害大国です。
この部分が保証されないとすると、インフラとして使うSNSとしては致命的であるとわたしは考えます。
代替案になりえる手段はあるか
とはいえ現実的なところで言うと、代替となるサービスはないかな…というのが正直なところです。
なぜかと言うと、災害時に使えるSNSの条件がかなりハードルが高いせいにあります。
災害情報を発信する各種公式アカウントがあること(国から地方自治体レベルまでの行政や災害速報系)
そもそもユーザーが多く、自分が届けたいユーザーがいること
拡散性が高いこと
フォローしていなくても閲覧しやすい仕様であること
検索しやすく、複雑で高度な検索条件も指定できること
サービス自体が信頼性が高く、不安定になりにくいこと
思いつくだけでもこれだけありますが、災害時に…とさらに考えていくともっと必須となる条件があるはずです。
そもそもTwitterは自動化がかなり柔軟で外部ツールも充実しているために、行政や災害速報系アカウントも情報配信がしやすいのだと想像します。
ここまでまとめてきて、Twitterがどれだけ災害に役に立ってきたのかをまざまざと思い知らされました。
これからどうするか
さて、結局どうするかという話ですが、ひとまずInstagramに少しずつ避難していこうか…と検討中です。
また、2020年5月から1000日以上続けてきた「おはようツイート」の返信も読み込み負荷になるのだとしたら、一時的に中止していいねのみにしたほうが良いのか…等も考えています。
私は閲覧に問題ないとしても、フォローしてくださっている方の負担になるのなら本末転倒です。
また7月6日サービス開始予定のThreadsも、ひとまずアカウントは取得して様子見をしたいと思っています。
ひとまず、応援のつもりでTwitter Blueに課金してみて、元の仕様に戻るのを祈りたいと思いますが、Twitterを使っているみなさんはどうされますか?
コメントなどで教えていただけると嬉しいです。
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