見出し画像

本を読むこととおいでよ上田を構成している9冊

こんにちは。

noteを書くときいつも本の紹介をしているんですが、今日は読書とおすすめ本の話。

読書のすすめ

わたしが読書を始めたのは約3年前くらいです。

それまでは本なんて、読むのは漫画か写真集くらいでした。
自分は同じ年代の人と比べて比較的経験が豊富なので、経験こそがすべてであり、本に書いてあるようなことは必要ない。そんなふうに思っていました。

きっかけはいろいろですが、まずひとつは金銭的に余裕がなかったこと。これは前回の記事にも書きましたね。
そして、その当時に携わっていたことがかなりストレスフルで、さらに人間関係にものすごく悩んでいたことがあります。

そんな私を見かねたとある人が読書を勧めてくれました。
読書なんて…というわたしに、こんなことを言ったのです。

読書は、人生のカンニングだ。
本を書いた人の人生がそこには詰まっていて、人生の答えっぽいものが書いてある。
それが自分に当てはまるかどうかわからないから、すごく「カンニング」っぽいんだ。

自分も今までインターネットで調べ物は完結すると思ってたし、読書なんて、と思っていた。
騙されたと思って、一冊読んでみるといい。

わたしの読書の原点はこの言葉からはじまっています。

前回の記事にも書きましたが、インターネットでの情報発信は無料ですることができます。
一昔前は比較的インターネットに知識のある限られた人しか発信できなかったですが、現代では無料で、1分もあれば誰でも情報発信ができる時代です。

さらに、インターネットの「検索」という機能は「よく見られているもの」「人気なもの」が上位に出るようになっているので、それが真実であるかどうかはわからない。
また「広告料」という形で検索上位に出てくる権利を買っている業者も多くあります。

またインターネットは情報が溢れすぎていて、自分が本当に欲しい情報にたどり着くのは日に日に困難になっています。

対して本というのは、出版するまでに様々な人が関わっています。
著者はもちろん、編集者、出版社、運送会社、販売するサービスやお店など、様々な人が関わり、もちろんそれぞれのコストがかかっています。

コストがかかっているから真実である、というわけではありませんが、無料で発信できる情報よりは遥かに質の良い情報であることは確かです。

本は著者の人生を覗き見させてもらっている

バラエティ番組の「しくじり先生 俺みたいになるな!」を観たことはあるでしょうか。

わたしは基本バラエティ番組は観ないんですが、これだけは録画してまで観ていました。
この番組内容は読書に似ているな、と思っていたからです。

たいてい、啓発本というのは「人生は大変なことがあるけど、自分はこうやって乗り越えたよ!」という内容です。
「しくじり先生」も「自分はこんな過ちを犯したけど、こうやって乗り越えて今の自分があります!」という構成です。

その人の人生の過ちや失敗を乗り越えた方法、自分はこうやってうまく乗り越えてるよという話、こう考えると気分が楽になるよ、という話など、それぞれすべてが著者の人生で学んだことを分け与えてくれているとわたしは考えています。

その人の人生のエッセンスを1000円ちょっとで買えるなら、安いものではありませんか。

おいでよ上田の本の読み方

いままであまり本を読んでこなかった人に読書をすすめると、やはり身構えてしまうものです。
でも、学校で教科書を読むように一字一句理解しようとしなくてもいいとわたしは思っています。

わたしの読み方を書いてみます。
かなりいい加減に読んでるな、と思うはずです。

■本を読むとき、まずは「はじめに」「目次」「おわりに」だけをじっくりしっかり読む。この段階で「あ、この本は自分に必要ないな」と思ったら手放してもいい。
■読むと言うよりは、視線で文字をなぞる。必要なところは自然と時間をかけて読むようになる。全然頭に入ってこないものは、今必要でないものと割り切って読み流すだけにする。
■本は借りない。読むと決めたら買う。読んでしまったら売る。また読みたくなったときは買えばいい。
■もしプレゼントなどで本をもらったりした場合、読まないな、と思ったら読みたくなるまで読まない。または手放す。(わたしもプレゼントするときは「読まなかったら売っていいよ」と言ってます)
■最後までしっかり読もうとしない。読みたい本があるときはそちらを優先して読む。

もはや読み方というよりもいい加減さを露呈しているだけに見えがちかもしれませんが(笑)、本を含め情報は「浴びる」ことで無意識に蓄積されていくので、これくらいでちょうどいいのです。
短い人生の一瞬をつかうなら、「読みたい熱」が冷めた本よりも「読みたい熱」が高まっているものに費やしたほうがよっぽど有意義です。

人生が変わった9冊

ここからは、わたし自身が自分の人生におおきく影響を及ぼした本を紹介していきます。

リンクはすべてamazonへのリンクです。
ここから購入してもらうとわたしへの応援にもなりますので、ご興味があればぜひ読んでみてください。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
冒頭に書いた読書をすすめてくれた方が「人生が変わった」と言っていた3冊のうち1つ。
ガジェットを使った時間管理と効率化について書いてあります。
だいぶ前の本なのでツールはかなり変化してきていますが、エッセンスはとても良いものを得られました。

君にはもうそんなことをしている時間は残されていない

前回の記事でも紹介した本。
時間の大切さをこれでもかと書いてあります。キャッチーな言葉とシンプルな言葉遣いで、とても読みやすい本でした。

盛り合わせを選んだらお店のカモ! 大人の経済学常識

世の中のお金の流れと人間との関係のさわりを書いた本。
行動経済学というジャンルの本ですが、図解が多くてとてもわかりやすい本です。

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

どちらも堀江貴文さんの本。堀江さんの本は好きでよく読んでいます。「空気を読まない」ことを決めたのはこの本を読んでからでした。
堀江さんの文章は難しい言い回しをあまり使っていないし若者に近い感覚で書かれているな、と感じます。

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「失敗の本質」は、第二次世界大戦でなぜ日本が負けたか?という本ですが、非常に難しい本だそうで(読んでない)それの解説となる本です。
人生のバイブル。
日本人の根性論、感情論が好きな理由やなぜブラック企業がなくならないのかは、この本に全て書いてあります。

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

前回も紹介したお金の本。
イラスト入りの会話形式で書かれているので、お金関係の本を読んだことがない人にもとっつきやすく書かれています。

金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

お金の本といえばこれ!というくらい有名な本。
実例も交えて書いてあるので理解しやすいと思います。
私は洋書の翻訳があまり好きでないので前半しか読んでいませんが、前半だけでもかなり勉強になりました。

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

キングコング西野亮廣さんの本。
読む前は印象があまり良くなかったんですが、この本を読んでマーケティングに興味を持ちました。
種明かし的なことがたくさん載っています。SNSで宣伝している・したい人は必読の一冊。

+ + + + +

SNSいろいろやってます。

http://twitter.com/oideUEDA
http://Facebook.com/oideUEDA
http://ueda.sonbaka.net
LINE@ID @hnk4940s

サポートありがとうございます!地元のためになることに使わせていただきます✨