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「永遠/機長/百」

拘束のネバーランド

保育園のお遊戯会では「ピーターパン」をやった。
僕の役はフック船長。ピーターパンがヒーローならばフック船長は悪役だ。子どもに悪役を任せるのは別に悪いことではない。しかし最近思ったのはネバーランドは永遠に子どもとして生きることのできる場所。そこにいるフック船長は大人で左手を食べ、時計の針がチクタクと音を鳴らしながらフック船長を狙うワニに追いかけられる。ネバーランドにおいてイレギュラーな存在。
子どものころにフック船長を任されたということは一足早く大人の経験をしたということかもしれない。
そして大人になって迫りくる時間から逃げられない。僕はネバーランドに閉じ込められているのかもしれない。

油淋鶏

迫りくる時間から逃げられないのではなく時間の使い方が下手くそなのだ。
時間に余裕はあるが如何せん何も思いつかない。そんな時はネタ探しに色々と調べ物でもすればいいのにYouTubeに転がっていたJET STOREAMを聞き入ってしまった。

「なんで理解してくれないの。」
君は僕に油淋鶏。彼女を怒らせてしまった。
僕が馬鹿だかだ。僕が馬鹿だから彼女が起こってしました。
そしてなぜ怒っているのかも僕は馬鹿だから分からない。
こんな中でも僕は油淋鶏が食べたくなってしまった。

「ねぇ、油淋鶏でも食べに行かない。」
「ふざけないで。」

また怒らせてしまった。
僕が馬鹿だからだ。

ナレーション:伊武雅刀

100

どうやらこの記事で通算100記事目になるらしい。
毎日投稿も80日目になり、なんとかnoteを続けられている。
けど正直書くことに困っている。今日もずっと悩んでいた。
悩んだ結果、油淋鶏にたどり着いた。
これからどんな状況でも書けるようにいつか矢数noteにでもチャレンジしてみようか。

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