1週間バッハの旋律を夜に聴き続けたらどんな心になるのか

サカナクションで1番好きな曲「バッハの旋律を夜に聞いたせいです。」
その歌詞にある「バッハの旋律を夜に聞いたせいです こんな心」

俺は気になった。
実際にバッハの旋律を夜に聞いたらどんな心になるのか。
そして俺は1週間、夜にバッハの曲を聴くことにした。

1日目

聞いたことある。そしてこの曲といえばドカベン殿馬の秘打でお馴染み(バントで打球をライン上に転がす)
バッハの曲はフルで聴くのは初めてでクラシック音楽を聴くと一つ上の男になれた気がする。

2日目

この曲の印象は替え歌「ハゲの歌」
「あーなーたーの髪の毛ありますかーハーゲハーゲこんなの嫌だー」
子どもは残酷というより当時の自分がクソガキなだけである。

3日目

小学校のお昼の放送が始まる時はこの曲が流れていた。
ちなみに俺は放送委員会に入っておりこの曲を流していた。当時他の放送委員は録画したアニメの映画や図書館で借りたなぞなぞの本からクイズを出していたが俺はオリジナルのクイズやラジオ風の放送を流していた。この頃から他の人とは違うことをやりたがっていたりテレビやラジオの真似事をしていた。

4日目

この曲も聴いたことある。
知らない曲あれこれ言おうと思ってたけどバッハ意外と知ってる。
バッハの曲は身近な曲なのかもしれない。
この日は親父の一周忌
伯父からすすきののニュークラってどうなんだって聞かれたけど一周忌にきくことじゃない。

5日目

また知ってる曲だよ。
小学校の時にリコーダーで吹いてたよ。
バッハさん、あんたの曲こんなに有名なんだな。

6日目

これは…聞いたことあるのか?いや、多分聞いたことがないと思うんだがここ数日、色んなバッハの曲を聴いてるのでこの曲を聴いて育ったという記憶が塗り替えられているような気がする。
バッハは実家なのか?

7日目(最終日)

最終日はバッハの曲をひたすら聴いた。
バッハの曲を聴いてみると今まで意識していなかったがバッハの曲はとても身近な存在であった。
あまりクラシック音楽とは関わりのない生活をしてきたつもりだがバッハを聞いてからテレビ、店内、学校、至る所にクラシック音楽がある事に気づいた。
自分とは無縁と思っていたものは案外近いところにあるのかもしれないので少し気になったものは自分から近づいてみようと思う。

そして1週間バッハの旋律を聴き続けた僕の心は
「プリンが食べたいな」
こんな心になりました。

美味っ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?