私の歴史検証法
一昨日夕方、太白区中田神社宮司と老女の宮の創建について打合せた。
その際、古文書の記録の信憑性について議論になる。
宮司は「私はほとんど文書検証になるなー」とおっしゃった。
そこで、持論を申し上げる。
私は文書だけを決して鵜吞みにしない。
現地検証を徹底する。
この5年間に渡る名取老女の検証についても現地へ何度も赴く。
現地の古老たちから「病気の時など多くの人々が救われたと伝わる」との声を耳にしたとき私はこれが「老女墓を九百年守り続けている人々の本物の声だ」と確信した。
過去の歴史を今日の現地の人々がどのようにとらえているか?
特に戦前の記憶の明解な古老たちから情報をつぶさに聴取しこれを重視する。
熱が入って来るほど古老たちとの対話はとても楽しい。
宮司のため息の声が聴こえた。
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