世界は「人口減少社会」へ突入~ライフサイクルの根本的見直し急務!
「子供がいない世界」がやって来る・・。
いやー、何とも衝撃的なことに愕然とした。
世界は急速に「人口減少社会」へ向かっている。
急速な少子高齢化は日本(出生率1.26)、韓国(同0.81)や中国(出生率1.09)の問題かと思いきや、さにあらず。
いま全世界が急速に「人口減少社会」へ向かっているというから驚くばかりだ。
では日本の例でそれを眺めてみよう。
日本の出生率が長期的に人口を維持する水準2.07を下回ったのは1974年である。
前の年に起きたオイルショックの影響で社会経済は大きな混乱に陥った。
何処もトイレットペーパー買い出し走ったことを懐かしく想い起こす。
以降回復しないまま今日に至っている。
それは先の少子化に転じた1974年以降出産しない女性の割合が急増しこの傾向が続いているからなのだ。
これはイタリア(出生率1.25)などの先進国も同じ傾向がみられる。
その要因は未婚率の急増もあるだろう。
また、結婚しても共働きのため女性がキャリアを重視する間に出産期を逃し結局諦めてしまうカップルも少なくない。
何より子育て若年層世代の経済格差が問題なのだ。
これが先進国からいまや途上国にも急速に全世界的に広がっている。
世界は「人口減少社会」が当たり前の時代へ突入した。
それを見据え各々ライフサイクルの根本的な見直しが迫られていることは間違いない。
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