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禅と土の音【チロル】

禅と土の音【チロル】

   土の音が “波紋” を立てた?

それほど大きく「水鏡の庭」(鈴木大拙 館)に「土の音」が響きました❗

陶芸の師匠を案内したものの特別休館日で、がっかりしている観光客のためと、リクエストされるまま3曲🎵

当に鏡に木霊するような反響音に驚きました。

   かつて「土笛」に縁して以来、 “土の音” 普及の趣意書に、普化宗(※)の尺八のような「吹禅」(すいぜん)の意味を含めました。

「禅」の流れにある茶道や花道のようにはいかないけれど、繋がるモノがあると感じる人は少なくないのでは。

街中の異空間のような、「禅」をイメージした 鈴木大拙 館 ...

じっくり構え 想いの瞬間を写真に納めている外人観光客の様子は、突然の "土の響" にも平常心に見えました(^^;

   ★チロル(スイス民謡、イルカOcarina A調) ・禅と土の音(鈴木大拙 館)
:https://youtu.be/6tAjzy-5mFI

■ 鈴木大拙(すずき だいせつ)
:http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

世界的な仏教哲学者・鈴木大拙(本名・鈴木貞太郎、没年1966年 95才)は、海外に向け、日本および東洋の文化や思想を西欧世界へひろく伝えた。
その業績は、半世紀を経て未来を創る精神的素材としての役割を増している。

※〈普化宗〉では、お経を唱えるかわりに、尺八を吹くことを修行とし、これを吹禅(すいぜん)と呼ぶ。

禅宗のひとつである普化宗は、中国・唐代(9世紀頃)に臨済宗とも関わりが深かった禅僧・普化(ふけ)を始祖とする。

江戸時代までには普化宗尺八とその哲学が広く世の中に浸透した。
   その背景には、僧侶たちが虚無僧として各地を旅し、座禅の代わりに尺八を吹きお経をあげたことがある。

つまり尺八は単なる楽器ではなく、瞑想に捧げられた宗教的な道具(法器)とみなされていた。

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光明グリーンノート( IRUCAオカリナ& 食養)
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綜合サイト:https://lit.link/claytone

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