あめつちの便り【土の音】🌼 【ハイジの黒パン】森の朝カフェ

あめつちの便り【土の音】🌼
【ハイジの黒パン】森の朝カフェ

せめて、玄米(全粒穀物=胚芽やフスマ入の象徴)を パンにすれば食べる人がいるかも…(一応しっかり噛まねばならない本格派の)

30年以上前から、そんな思いを筆者は折々に形にしてきた。

☆【ハイジの黒パン】(ダイエット頭脳パン)森の朝カフェ🎵「小さなヨーデル」Played Ocarina by Akira.U(お皿は備前の土で焼き上げた手作り)
https://youtu.be/kvRSuqISqfE

街に「玄米(胚芽)パン」とあるのは、表面にポツリと玄米らしき粒が乗っていたりと、ややもすれば【景品表示法】違反に問われそうな輩…。
果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖や人工甘味料、危険なトランス脂肪酸入も少なくない。

かといって、見た目に「玄米雑穀・未精白穀物」をキチンと混入したとわかる高額製品には、セレブでない一般市民は手が出ないだろう。

筆者が運営する【食育のグリーンノート】では、【ハイジの黒パン】と銘打つ以前にも、紀元前の極希少麦品種でアトピー等にも安心感のあるスペルト麦を使った【スペルト全粒パン】を製造。

【玄米木の実ブレッド】【ダイエット頭脳パン】【食育パン】等々、の名で普及販売。

随分以前、COOKPAD(献立紹介サイト)に【野人の食卓】ページを作り、「玄米・雑穀パン」や「木の実」のワードも無い時代に、初めて【ハイジの黒パン】や【玄米木の実パン】のワードでレシピをアップした。が、当時は反応が無かった。

久々に検索してみると、ハイジの黒パンや類似のモノがいっぱいあり、ペーターの黒パンまであると教えてくれた方もいて驚く。

確かに「玄米が良いことは分かってるけどね~…」という人に出会うことが幾らか増えた感はある。

「私、玄米食べてるんです‼️」と胸を張る人もいて頼もしい(^o^)v
【胚芽付き全粒穀物】の意味が、それなりに広まってきたのだろう。

日本で早くから【三白の害】(三白⇒ 白米、白砂糖、化学塩)に警鐘を鳴らして来られたのは、森下敬一医学博士(自然医学会会長)。

若くして、桜沢如一氏(日本発の食養・マクロビオティックを世界に広めた)の代講も務めた。

「肉、牛乳、卵」等、動物たんぱく質の消費を誇り、造病老化促進の(旧)西欧栄養学を 真面目に学び広め実践された方々にはお気の毒だ。

彼らは誤りを知るよしもなく、慢性病蔓延の弊害を 最前線で最も強く受けた被害者かも知れないのだから。

【黒パンって何?】との質問には、以前から定義のように考えていた内容を再度確認するため、歴史的かつ地理的及び現実的背景を調べると、【アルプスの少女ハイジ】の原作本(1881 ヨハンナ・シュピリ著)の時代に遡る必要があると思った。

スイスの現状を詳細に記したサイトを調べると興味深い事例がある。

●「スイスではずっと以前からマクロビ(マクロビオティック)が人気で、日本では考えられないくらいカジュアルな存在だ」

マクロビオティックの名で、伝統と自然環境保全と健康自衛を 日本から世界に向けて発信し、実績を積み重ねた「食養」の系譜は、本来当たり前だった日本の「和食」が、世界遺産「ユネスコ無形文化遺産」として認められたゆえんだ。

●「がっちり焼かれた固い皮も噛めば噛むほど味が出てくる。その上、日本のパンにはない香ばしさがあって、うまいものである。」

「白パンの方だが、『ハイジ』原文ではSemmel (ゼンメル)となっている。これは日本で売っているフワフワした「ハイジの白パン」ふうのものではなく、しっかりと焼き色のついた、案外堅いパンだ。こちらも文句なくうまい。」

●「今どきの若い人は食生活が欧米風になって、柔らかい物ばかり食べている」という言い方をしばしば聞くが、実際の欧州の食生活はこのようなパンをはじめ、日本人が想像する以上に固いもので満ちみちている。」

「スイス人やドイツ人の多くは、やっぱり噛みごたえのあるしっかりしたパンが好きだ。そんな彼らが日本に住むようになると、最初に必ずヘチョヘチョ柔らかく甘ったるい日本のパンで悩まされる。どうもあの手の食感が苦手な人が多いらしい。かと言って "まともな" パンは高価で、とても毎日は食べられない。」

これらの裏付けと、自然医学的エビデンスを基に細やかに広めるアクションを行ってきた。

未精白穀物(玄米や全粒粉など)に関心を持つ方がわずかでも増えているのは、地球時代の必然性?
全粒スペルト小麦にまで関心を持って発注された方には称賛したいほど。

先日も、焼き上がりを宅急便で広島県や栃木県などへ発送させて頂いた。
魔女の宅急便が来てくれたら有難い🤣

以前は、県外からの転勤族の方等がマクロビオティック専門店を捜して来られるケースが多かった。

アンサンブル金沢でソロ演奏をするために群馬県から来られた有名バイオリニストさんも訪ねて来られた。
「アトピーなのですが、私の食べれるモノが他の所には無いので来ました」
店の存在意義と責任を教えて頂き感謝。

が、県内にも勉強熱心かつ実践派が育ちつつあるとしたら頼もしい。

かつて、懇意だった石川生協理事長(故)松田久子さん(石川県エスペラント協会会長)が県内の動きを苦笑して評価。
「寝てる牛に縄をつけて引っ張るようなもんで、びくともしないわよ」(プッ!)

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あめつちの便り【土の音】
(食育のグリーンノート & 土の音工房)
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