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【風】プラタナスの散る音に〜振り返る

あめつちの便り「土の音」🎵
【風】〜プラタナスの散る音に  振り返る〜

先日、富山であった「ライアー音楽会」会場近くの公園に青空に向かって雄々しく立ちそびえていたのは「スズカケノキ」(プラタナスで知られる)(※)。

学生時代に耳にした【風】のメロディが脳裏をかすめた。

    ☆ 【風】〜プラタナスの散る音に  振り返る〜 Playing Ocarina by Akira.U
:https://youtu.be/4qsCrH4QOR8

⭕️【風】(1969)
作詞  北山 修   作曲  はしだのりひこ
うた  端田宣彦とシューベルツ

1、人は誰もただ一人  旅に出て
        人は誰もふるさとを  振り返る
      ちょっぴり寂しくて  振り返っても
      そこにはただ風が  吹いているだけ
    人は誰も人生に  つまずいて
    人は誰も夢破れ  振り返る

2、プラタナスの枯れ葉舞う  冬の道で
        プラタナスの散る音に  振り返る
      帰ってお出でよと  振り返っても
      そこにはただ風が  吹いているだけ
    人は誰も恋をした  切なさに
    人は誰も耐え切れず  振り返る

3、〜口笛〜
        〜  〜  〜
      何かを求めて  振り返っても
      そこにはただ風が  吹いているだけ

    振り返らずただ一人  一歩ずつ
    振り返らず泣かないで  歩くんだ

            何かを求めて  振り返っても
            そこにはただ風が  吹いているだけ
    吹いているだけ  吹いているだけ
        吹いているだけ

(※)◼️「スズカケノキ」(鈴掛の木)は、学名: Platanus orientalis )、スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉広葉樹。
    花言葉は「天才」で、古代ギリシアのアテネにあるプラタナスの並木道の木陰で哲学者たちが学びを説いたことに由来。

    ◉歌の時代背景は、学生運動・安保闘争の真っただ中。ベトナム戦争反対などで機動隊と衝突していた頃…反権力的自然派哲学を持つ、いわゆるヒッピー部族、またフォークソングの反戦歌などプロテストソング(政治的抗議を含む歌)も世界的に広がっていた。

1969年
1月、ソ連の有人宇宙船ソユーズが初の有人宇宙ドッキング。
6月、南ベトナム解放民族戦線、南ベトナム共和国臨時革命政府を樹立。
    米軍参戦による枯葉剤大量散布の影響から、下半身がつながった結合双生児として生まれたベトちゃんドクちゃんの不幸が国際的問題となる。
    日本のGNP(国民総生産)が西ドイツを抜き世界第2位。
7月、人類初の月面着陸。宇宙船アポロ11号船長ニール・アームストロングが月面歩行。
  「宇宙から見れば、地球は美しくも壊れやすい貴重なガラスのようだった」と伝えている。
8月、映画『男はつらいよ』(渥美清主演・山田洋次監督)公開。
9月、中国が第1回地下核実験。
10月、インターネットの原型ARPANETで、アメリカの大学間メッセージ送信成功。情報化時代の幕開け。

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