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【同人活動振り返り】RAILROAD研究所の活動を振り返る② 2016年

同人サークル「RAILROAD研究所」の振り返り第2弾です。

前回の記事はこちらから

①コミックマーケット90

参加するかどうか迷っていたけれど

夏コミは参加するかどうか自体迷っていました
冬コミ自体もとりあえず1回やってみようというもので、次のことを考えていなかったこともあります。
さらに当時はそもそもレール輸送がメインコンテンツだったのですが、そちらは続編出すなら次の冬かなと思っていました。

ただ、「レール観察」シリーズとして初めて出した上野駅の本も100部くらい頒布できていたこともあり、「レールだけでもいけるかもしれない」と思っていました。
そしてレールの本だけであれば1駅特化で作ることが可能なので、夏コミまでに間に合わせることも可能だと感じていました(そもそも上野の本自体も構想2ヶ月で書き上げていたのもあり)。
そんなわけで、「レールの新刊は夏、レール輸送の新刊は冬」という方針がここで決まって、夏コミへの参加を決めたのでした。
もちろん今はレール輸送の本を全く書いていないので、この方針はすでに崩れているわけですが…。

そういうわけで、いま思えばコミックマーケット90に参加することを決めたこと自体が今のサークルの方向性に繋がっているのかな、とも思います。

そういえば、初の誕生日席もここでしたね。

レール観察~大宮駅編~

というわけで、2作目に選ばれたのは大宮でした。千葉/蘇我・新宿・鶴見・大宮の4択から要望の多かった大宮に決定。
当時は5月に車両センターの公開もあったので、車両センターのレールも付録として掲載。埼玉の交通の要衝ということで1駅だったのに1冊になるくらいのボリュームになりました。
上野編から引き続き、「50Nレールと60レールの使い分け」という観点で。いま思うと三枝分岐器を思いっきりスルーしてるの笑ってしまいます
200部刷りましてC90では100部くらい。その後3年間でほとんど在庫がなくなった感じです。一応、手元に数冊だけ在庫があるはず。

上野からのリピーターの方も割といらっしゃったので、続けることを感じたのもこの回。というか、当時からのファンで今もずっとリピートし続けている方もいらっしゃるんでしょうか。

余談ですが、今年(2023年)の夏コミの新刊「ダブルスリップスイッチめぐりVol.2」でも大宮駅を取り上げる予定
ただし、このレール観察を出してから既に7年も経っていますので、今年出す本については写真は撮り直して配線図も作成し直しています。大宮駅はこの7年で配線に手を入れるような工事もなされなかったので、何も変わってはいないんですけどね。

工臨荷票ポストカード

界隈でいい意味でめちゃくちゃ笑いを取ったポストカードです。
いろんなところで笑いをかっさらった印象だけあるんですが、初出ここだったんですね。
いまはキヤになったりしたので体裁もだいぶ変わっている…、のかな。キヤ化する前に関西に移り住んでしまったのでアレなんですが。
5枚1組で売っていたのですが、一番面倒だったのは袋詰めだったりします

②コミックマーケット91

レール輸送2年目。

冬コミは昨年の経験から早々から既に「工臨の世界」をVol.2作ると決めていたこともあり、夏コミより先に参加を決めていました。

「工臨」の世界 Vol.2

Vol.1のときは続編を出すかどうかもわかっていなかったけれど結果的に続編が出たVol.2。というわけで、Vol.2の文字が大きくなりました。
この年は何といっても、新日鐵から150mレールが鉄道輸送される元年でした。もう7年も経つんですね。そんなわけで当然メインの特集も日鐵チキ。
ちなみに補足だけすると日鐵チキは工臨ではなくて貨物です。そもそもレールの製造方法とかそんなことも書いてて、工臨の読み物というよりはレール輸送全般誌みたいになっています。割と誌名詐欺かもしれない(そもそもVol.1からそう)。
Vol.1と両方買う方も多く、続編を出すのも割と大事だと思ったりしました

Vol.1よりトータルで刷った冊数が少なかった(Vol.1は増刷を重ねて500冊、Vol.2は初版の250冊のみ)こともありますが、最終的には手元在庫はVol.1より先にほとんど在庫がなくなっています。手元に1冊だけ残りがあるはず。
決して先にお蔵入りというわけではないです。しかしトータルの売れ方を考えると、やっぱりVol.1から読む人が圧倒的に多いんだな、とも思います。

越中島工臨データ2016

こちらも前年に引き続き。あまり説明することもないのですが、いろんな方の協力があって成り立っている本です。

RAILROAD研究所カレンダー2017

昨年のコミケでカレンダーだけ大コケして、不良在庫になったカレンダーケースを処分するために作りました。これ本当の話。
昨年に引き続き「よく2桁売れたなこれ」っていう感想が出てきます

余談

あのイベントが産声を上げた年でした。

さて、自身の振り返りはここまでなのですが、2016年はあの「おもしろ同人誌バザールが初開催された年でした。新しいイベントのようで、もう7年目なんですね。
第1回の頃からちょっと興味があったのですが、コミケ以外のイベントに手を出すにはまだ早いかなと思ったのと、第1回の時は新日鐵チキの関東便初日だったのでVol.2を書くために必要だった、ということで参加せず。
第2回もなんだかんだでスルーした(確かこれも新日鐵チキと日程被りだったような)のでこの年は特に参加することもありませんでした。

おもしろ同人誌バザールに参加するようになったのは翌年からですが、これはコミックマーケット92不参加という決断が転機になっています。
このコミケはそもそも参加できるか不透明だったこともあり、2016年の時点から不参加と決めていました。
そして、2017年は冬コミまで間隔が開くので、いろんなイベントに参加してみようという挑戦の年になるのでした
いろんなイベントに参加したうえで、結局「おもしろ同人誌バザール」だけ今も参加し続けているわけですが、そのお話はまた後日の記事で書くことにしましょう。
予告だけすると、2017年は失敗も多く闇深い1年だったりもします。

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