真実は人の数だけ(英語対訳つきエッセイ)

昨夜、録画しておいたクイズ番組を例によって見ていて、それを通じてあるドラマの中で菅将暉が言ったというセリフを知る。
I got to know a passage in a drama which was introduced in my favorite quiz show. 

「真実は人の数だけあるが事実はひとつ」
The truths are as many as people, but the fact is only one.

うん、そうだな。
Yes. I agree to this.

ちょっと思っただけでは「真実」のほうが唯一の正しいもののように思えるけれど、違うね。
ある人が見ている「世界」はその人の立ち位置によって全然違う。今置かれている環境だけでなく、それまでに得てきた情報、それまでに培ってきた人間関係、とにかく生まれたときからその人は「その人だけの世界」を生きているのだ。そしてそれがその人にとっての真実。
On a simple thought, truth seems like it is one only right thing, but it's not.
The world which one see differs according to the position where they stand. Not only with the circumstance where they are in, but also with information that they have obtained, with the human relation that they have built and so on, each one lives their only one unique world. And it's the only truth for them.

根っこからして違っているから、簡単には覆らない。他の人がなにか言ったってなかなか考えを変えられない。
Since it differs from the root, it's not easy to change it. They don't chance their opinion with others' words.

自分と違う考えの人間に苛立つことはあるけど、とにかくまずは、立ち位置が違えば世界が違う、ことを理解しておこう。自分と違う意見なのは相手がバカとかアホなのでは必ずしもない。
You might sometimes get irritated by someone with different viewpoints, but let's understand that the world is not one and vary according to their stance. It's not necessarily because they are fool or idiots.

……「必ずしも」ね。絶対ないわけじゃない。やっぱりアホでバカだと思うことはあるけどさ。でもそれを変えようとするには戦略もいるわけよね。単に自分にとっての正論を述べただけでは相手に届かないのね。
Well,  it's just  "not necessarily."  It's not  "ABSOLUTELY not."
--to tell the "truth" lol, sometimes (often?) they seem fools and idiots.
You need strategy if you want to change them. When you just state your "truth", it won't reach them.


とはいえ、「知らなかった」(そういう情報を得る環境になかった)人が「知った」ことによって徐々にでも考えを変えていくことはあるだろう。
However, they possibly can change their mind by learning what they didn't know( they haven't been in the circumstance enabling them to learn).

つまり、「事実」を伝える。「真実」を伝えようとしてもだめなのだ。まあその「事実」ですら、真実であれかしと願う心で解釈、というか「切り取り方」は違ってしまうわけだけど、そういう解釈をできるだけ排除するのは難しいね。
That is, telling them simple facts. Don't try to tell the truth.
Actually, though, facts are distorted by the interpretation and editing, and it's hard to avoid those interpretations or editing.

以下はDeepLで逆翻訳してみたもの。

大好きなクイズ番組で紹介されたドラマの一節を知りました。

真実は人の数だけあるが、事実は一つしかない。

これには同感です。単純に考えると、真実とは唯一無二の正しいもののように思えるが、そうではない。立ち位置によって、見えてくる世界は違う。

その人が置かれている状況だけでなく、その人が得た情報、その人が築いた人間関係など、その人はその人だけの世界を生きていて、それがその人にとっての唯一の真実なのです。

そして、それが彼らにとっての唯一の真実であり、根底から異なるため、それを変えることは容易ではありません。他人の意見に惑わされない。

考え方の違う人にイライラすることもあるかもしれませんが、世の中は一つではなく、その人のスタンスによって変わるということを理解しましょう。それは、必ずしも相手がバカだからではない。

まあ、"必ずしもそうではない "というだけです。  "絶対にない "ではないのです。--本当のことを言うと(笑)、彼らはバカでアホに見えることがある(よくある?)

相手を変えようと思ったら、戦略が必要です。自分の「真実」を述べるだけでは、相手には届きません。

しかし、自分が知らなかったこと(学べる環境になかったこと)を知ることで、相手の心を変えることができるかもしれません。

つまり、単純な事実を伝えることです。真実を伝えようとしてはいけない。

事実は解釈や編集によって歪められるものであり、その解釈や編集を避けることは難しいが。

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