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【浄土ヶ浜を裏から見る】24/06/23

さて、きれいな海が見れなくて残念だったが気を取り直して、とりあえず三陸鉄道リアス線にまた乗って今度は宮古へ。

リアス線も新緑の中を行く
少しづつ海の存在が分かるように。
これはラグビーボールとサーモンがデザインされたつり革。
私たちは乗らないけど、宮古から先に行くリアス線がオサレ。
ちょっと中も覗いてみる。



宮古には以前冬場に来たことがあり、唯一と言っていい観光名所の浄土ヶ浜で、景色は超絶美しかったけれど、微妙に時間が遅くて唯一の食事処であるレストハウスが閉まってしまい、昼食難民となってエビせんをウミネコたちと分け合って食べた思い出。遊覧船にも時間の関係で乗り損ねた。

今回は、次の予定がタイトなのでまた浄土ヶ浜に行こうとは思ったが、遊覧船に乗るのは余裕がないかなと思っていた。それに天気もアレなので無理しなくていいよね。

が、バスに乗りながら、なにやら急に天気が回復してきて、そして遊覧船乗り場の始発となる停留所が意外に近く、そこに着いて何人かが降りていくのを見て、
「まてよ」
と、高速泥縄サーチ開始!
観光案内所で貰ったバスの時刻表やネットで、遊覧船の経路や時間を確認、もしかしたら遊覧船に乗っても次の予定にそこそこ余裕で間に合うかも?

既に遊覧船の始発となる「シートピアなあど」というバス停からは離れてしまったが、遊覧船には浄土ヶ浜ビジターセンターというところからでも乗れる。その先の終点、奥浄土ヶ浜まで行って海辺を散歩しながら戻っていくつもりだったけど、それは以前にもやったから今回はビジターセンターから乗って奥浄土ヶ浜を海側から見てぐるっと回ってシートピアに戻るコースに行っても、帰りのバスには間に合いそうだ。宮古から山田線の特別列車の指定券買ってあるのにも間に合うはず。

ということをバス停3つ分の間に確認して決断、奥浄土ヶ浜の手前で降りてしまう。



結果としてそれは大正解で、晴れたとは言い難いが青空も垣間見える天気になり、遊覧船は快適で景色も見応えあり、ちょっとどよんとしていた気分が一気に晴れる。

うみねこにエサをやりながら船は行く。
この辺りを22年の冬に浜側から見ていた。
天然記念物の巨大なローソク岩。高さ40メートルあるらしい。火成岩が周囲の水成岩を突き破って形成されたもので、岩脈部分が露出し全体が見られるため珍しい、と。そして陸からは近づけず、遊覧船に乗らないと見られなかった。


これぞおーゆみ旅行社得意の高速サーチ&泥縄決定のワザ。これまでも何度もやってる。だいたい私は移動中には写真撮るのと、この手のサーチで超多忙。Cちゃん(H君も)が全て私にお任せしてくれるので助かっている。つまり余計な口出しはしないし、なんであれ決めたことに喜んで従ってくれる。彼女たちは逆に、いつも私に任せっぱなしで申し訳ない、と言うが、私はそれが好きなのでノー問題。現場での臨機応変(天気など色んな要素に応じて最善を探る)は昔は苦手だったが今はもはや特技。まあそれも、何でも受け入れて面白がってくれる道連れがいてこその話だけど。

宮古駅には少し早めに戻れて、指定席買ってある「さんりくトレイン」までは時間の余裕が少しあった、が、宮古駅近辺にはやはりほんとになんにもない。お茶飲めそうなところもないので、三陸鉄道直営らしいお土産屋「さんてつや」を冷やかしたりしつつ、あとは駅の待合室で自販機のコーヒーで時間をつぶす。

さんてつやの一角で。銚子電鉄の二匹目のドジョウ狙いだな


つい買ってしまう
これも
これも
これも
なぜこんなに買い込んだかというと、別に三鉄を助けたいとかでなく、安かったからです。
そしてなぜかこんなのまで。タイプ❤️
まだ買う
これはホテルで。ホテルのあった野田村は塩が名産なんだって
これは浄土ヶ浜遊覧船のターミナルで、万一の昼食難民化に備えて買った


 

そういや、22年の12月に行った時は至る所で宣伝を見かけた「瓶丼(びんどん)」が今回はどこにも見当たらないのが不思議だった。ブームが去って、定着はしなかったんだろうか。観光案内所には一応パンフはあったけど、食事処には全くポスターとかもない。それなりに楽しい食べ物だったのに。なんとなく寂しい気分になってしまったり。
もしかしたら最近はどこでも、かつて沢山穫れた海産物が穫れなくなってる、と聞くが、その影響かしらん。ウニも高かったしなー。😭

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