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【美人のブナたちに会いにいく】22/06/25

オトキューパス旅2024初夏  5-①

 
軽井沢から移動して越後湯沢には18時に着き、迎えてくれた(彼女も駅構内の店で仕事しているので、家から迎えに「来てくれた」のではない)Sちゃんと、まずは今夜の家飲みと明日の朝食用の食材を仕入れに一緒にスーパーへ。
海外でも国内でも、現地のスーパーには現地ならではのものがあるので、お土産を買うにもいいのである。翌日も新幹線に乗る前に寄ってもらうので、下見を兼ねて。

なかなか魅惑的
だいたいあとで買うもののあたりをつける。



SちゃんのパートナーのKPは脚を傷めていて、外出は難しいとのことで、とりあえずはSちゃんとおすすめのホルモン屋さんへ。
ここはスキーやフジロックのシーズンには「通」の客たちで行列ができる人気店だという。なんてことない街の店だが、コスパが良いのだ。沢山食べても1人1600円ぐらいでびっくり。


それから駅のすぐそばであるSちゃんとKPの住むアパートへ。ひさびさにKPに会えて嬉しい。気楽な家飲み。SちゃんKPありがとう!



そして翌朝。
このアパートは、アパートなのに温泉が引かれている。普通の家庭用バスタブではあるが、お風呂は24時間入り放題。てことで朝風呂をいただく。

そして朝食後、わざわざ休みを取ってくれたSちゃんの運転で新潟方面の十日町・津南ツアーにGO!

こういう状態になると私は一転して完全おまかせモードに。ここ行きたいあそこ行きたいと主張するより、ジモティーにとっておきに連れて行ってもらう方がいいに決まっている。それにSちゃんとはかなり好みの傾向も似ているから全く心配ない。

そうは言いながらも、「美人林には行ってみたいかな」と私が呟いたので、まずはそこに連れて行ってもらうことに。以前にもKPに連れて行ってもらったところ。公共交通機関では行きにくいところなので車で連れて行ってもらうのはありがたい。

美人林とは
「松之山松口の3ヘクタールほどの丘陵に広がる樹齢約100年のブナの木々。大正末期、木炭にするため全て伐採され裸山になりました。ところが翌年春、ブナが一斉に芽生えて成長し、現在の姿に。その立ち姿の美しさから「美人林」と呼ばれるようになりました。また、多くの野鳥が生息していることでも知られています」(「にいがた観光ナビ」より)

折しも、例によって例のごとく(というのも飽きるほど例のごとく)ベタ曇りの予報なのに太陽が出てきて、新緑が木漏れ日に煌めいてそれはそれは「美人」である。

ほとんど誰もいない。
春先にはここに済んだ水が湛えられて水鏡に。
こもれびが素敵。
冬の間は雪に埋まっている根っこ近くの部分は、苔がいっぱい

でもSちゃんによると、もっと早く4月から5月にかけてだと、雪解け水を湛えた池が出現し、それが水鏡になってもっと美しいのだとか。さらにその前は、既に芽吹いて初々しい緑になっている木の根元の周りだけ雪が溶けて円を作っているという面白い光景にもなるそうで、一年中ここに通って写真を撮るフォトグラファーもいるらしく、いいなあ、と思う。

写真を撮り忘れたが、なんか可愛らしい無人販売のスタンドがあったので、そこに入ってみたら、山椒の実が大量に入って100円という、こちらではありえない値段で売っていたので、Cちゃんにもお土産にするので2つ買う。もっと欲しかったけど100円玉が2枚しかなかったのである。

山椒の実。こっちで買ったらこのひと袋の1/5ぐらいの量で3~400円ぐらいしてしまう。


さて、次はさらにレアな、観光客はほとんど来ないというSちゃんとっておきの秘密の場所へ!

続く。

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