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【アマテラス玉砕、でも宿のご馳走素晴らし】24/06/22

久慈から三陸鉄道リアス線に乗って今夜の宿のある駅へ。

三陸鉄道リアス線こそ、あまちゃんの主要なセッティングのひとつ。
ただドラマでの設定とは必ずしも一致していない。アキやユイは学校に行くのに三鉄に乗っていたと思うけど、彼女たちの住んでいたのは日頃の行動の感じから見て久慈市内みたいだし、だとすればモデルだという久慈高校含めほとんどの高校は久慈駅が最寄り(でもそこから数キロある)だし、潜水科のある高校は八戸線でずっと北の種市である。そしてアキたちが海女として潜っていた小袖海岸はやはり公共交通機関でいかれるところではない(7〜8月にはそこで海女のウニ獲り実演をやるそうだけど、やはり車か、チャリでずっとずっとずーーっと、である)。そしてリアス線の駅はその近くにはない(思い切り山の向こう)。
当たり前だけど架空のセッティングなのよね。

久慈駅からこれに乗る 三陸鉄道リアス線
電車内に自販機が
今回は新緑を愛でに行ったようなものなので、これでも十分楽しい。
途中駅で上りと下りがすれ違う



でもまあ雰囲気は味わいつつ、野田玉川という駅まで約20分。宿からは迎えに来てもらっている。

うーむ。
こんなところの宿を選んだのは、一つには東に海を臨むところだから。おまけにこの日は満月。満月の出も見たい。
でも曇り。めちゃ曇り。いや、上空はむしろ少し雲の切れ目もあったりするけど、霧もあるのか、海はどんより、どころか海と空との境目も分からないのでそこに海があるのかどうかすらわからない状態。野田玉川駅も海まですぐのところで、晴れてたらさぞかし眺めのいいところだろうに。


宿の部屋からも(エレベーター棟がいささか邪魔だが)露天風呂からも海が見える宿なのに、そしてこの季節はもう正面にばっちり日の出だし、萬月の出も同じくばっちりのはずだったのに😭😭😭😭

チャリ26km(しかも雨に降られ)の疲れに今更襲われる。お尻と肩が痛い。前傾姿勢になるスポーツタイプだし、慣れずにやや緊張気味だったし。くたびれたぁぁ。そこに仕事のメール。7月の土曜仕事のスケジュール。それがまた最悪。幼児のクラスが2コマ、小学生低学年の会話のクラスも。これらは完全に肉体労働で、とりわけ幼児のクラスはカーペットクラスと呼ばれ、椅子でなく地べたに座ったり立ったり。無理〜。これまでも息も絶え絶えになってたのに、今は股関節痛がまた出てきているし、そしてそのメールを受け取ったタイミングは疲労の極致だったし、で、さらにゲル化。

気を取り直して夕食。
でもこれは素晴らしかった。この宿は国民宿舎ということでけっこう値段が安い。部屋にバストイレはないし、かなり古い作りだと思うが、ボロいというわけではなくニートに整えられている。そしてこの夕食(翌日の朝食もなかなかだった)で1万円を切っているので、文句ない。

これでもスタンダードクラス。
ホタテ釜飯
周利貝(イガイもしくはムール貝と同じ)のお椀
地ビール


この宿のもうひとつの「ご馳走」であるはずの海が見えなかったのは残念だが、それはもちろん宿の落ち度ではない。朝日を目当てに来る客もいるらしく、日の出の時間(北なのでさらに早くて4:00!)が掲示してあり、そのあたりから露天風呂と大浴場も開けてくれる。

エレベータ内で。このキャラはここら「野田村」のキャラ「のんちゃん」。サーモンの稚魚だって。お腹にまだ卵がついてるやつね。親近感あるなー(笑)

いつもは梅雨の時期でもアマテラスは勝利しておーほほほほ!気分だったけど今回はちと負けて悔しい。が、ま、そんなときもあるさ。
しかし夕食は量が多すぎて、食べ終わったらもうマジ動けず、文字通りのバタンキュー。

翌朝に微かな期待をつなぐも、やはり玉砕。相変わらず海があることすら分からん状態。やれやれ。でも露天風呂に入ったし朝食も良かったし、とりあえず一晩寝て疲れもかなり取れたのでまあ機嫌も持ち直す。

部屋の窓から見る。本当なら海が一望。
朝食はビュッフェだった。
薄日が差してくるも、海はやはり存在不明。窓からの景色は左側のエレベータ棟が邪魔…

また機会があれば泊まってみたい宿ではあった。宿の前の海岸もなかなか風光明媚なところらしいし。


おまけ。公式サイトからお借り。天気が良ければ日の出を愛でつつ露天風呂!だったのに……😭

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