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趣味と副業と大家

このタイトルを読み返しながら、昔流行った「部屋とYシャツと私」を思い出しました。
あらためて歌詞を見てみると、したたかで甘え上手で男性の心の内を見透かしているような、ちょっと手強い女性の歌のようですが、実はこれから旦那になる人への深い愛情溢れた歌だったんですね。
解釈が変わったのは歳のせいでしょうか。

それはさておき、大家さんとの交流を図りたくて一年前に関西でも最大級の「大家の会」に入会しました。
皆さん結構真面目に活動されていて、月一回の勉強会も盛況です。
まだまだ限られた会員の方としか交流できていないのですが、他の大家さんの話を聞くにつれ「私とは全然違う」といつもギャップを感じています。500名もの会員がいれば、私と同じような大家さんもいるだろうとは思うのですが。

何が違うのか?
そう、皆さんは私なんかの比では無いくらい多くの物件を所有し、最大限の投資効果を狙って空室対策や維持費削減、修繕計画や税金対策など日々奮闘されています。本気度が違います。当然ですよね、事業なんですから。

それに比べてリフォームオタクの私は、多少コストがかかっても先行投資と自分に言い聞かせ、私自身が住みたいと思える快適な部屋にすることを優先し、属性の高い方に「絶対ここに住みたい!」とご指名の上入居して戴き、最後は「この部屋にして本当に良かった」と心から満足して退去戴くことを目標にしているのですから。

事業としてドライに割り切ってバリバリやっている大家さんから見れば「甘ちゃん大家さん」なのでしょうね、きっと。
でも、それを続けてこれたのは、私自身の趣味であるリフォームを「入居対策」という名目で嬉々として施し、サラリーマンの副業大家ゆえに切迫感に駆られる事がなかったからです。

巷にはサラリーマン大家が溢れているとは言え、私のような極端な考え方の大家は少数派だと自覚しています。
ただ幸運にもそれがニッチな需要の受け皿になっているようで、空室に悩むことも無く、家賃滞納や住民トラブルとも無縁でやってこれました。

私は今後も物件を増やして手広くやっていくつもりはなく、今ある物件を今まで通りのやり方で運営していくだろうなと思います。

この記事を読まれて私の考え方に共感戴けた方、あるいは「私も同じ考え方です」という稀有な大家さんがいらっしゃったらコメントお待ちしてますね!




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