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室内のプチLED化でイメージチェンジ

ブログで度々触れてきましたが、灯りは部屋の雰囲気を左右する大きな要素です。

せっかく内装材を貼り替えても、古い照明器具のままだとリフレッシュ効果が半減してしまいます。特に蛍光灯の光は時代を感じさせてしまうので、LED化が進んだ新築や築浅物件との溝はどう頑張っても埋められません。
かと言って器具の総入れ替えをするのはコストが掛かって大変ですよね。そこで先ずは交換可能な光源のみLED化することを提案します。
以下は私が実際に交換した具体例です。


直管蛍光灯… キッチン、洗面台、下駄箱下の足元灯など

グロースタータ型の直管蛍光灯であればLED化は簡単です。グロー球と蛍光灯を取り外し、ダミーのグロー球を付けてからLED蛍光灯をセットすれば終わりです。LEDの濁りのないクリアーな光に変わりますよ。
キッチンや洗面台は視認性の良い昼白色が、下駄箱下は玄関や廊下の光色に合わせて電球色がお奨めです。

以下の昼白色の商品は数年前から大手家電量販店やホームセンターでも販売していますが、電球色は取り寄せになるかと思います。
(※購入前には器具が適合するかどうかを確認してください。)

代替用LEDは新しい商品が続々と出てきているので、インバータ型ラピッドスタート形用のLEDも既に商品化されているようですが、私自身がまだ使ったことが無いのでここでの紹介は控えます。


ダウンライト … 玄関、廊下

一般電球型T型電球型のダウンライトが設置されている部屋なら、電球本体を取り替えるだけですのでLED化は簡単です。ただここでちょっと気にかけて戴きたいのが、LED電球の光色と明るさです。

実は電球色と表示された商品には2700Kのものと3000Kのものの2色があります。一般的には2700Kです。
またあまりお目にかかりませんが、60W型よりも少し明るい80W型というのもあります。これらをうまく使い分ければ、今よりもっと雰囲気の良い部屋に変身させることができます。
 2700Kよりも3000Kの方がやや白っぽくさわやかな電球色なので明るく感じますし、80W型であれば一段階明るくなったのが実感できますので、100W型だと明るすぎる場合に最適です。

特にお奨めなのが広めのユニットバス。60Wの一般電球型1灯のみ使用している場合、乳白色のカバーを通すため少し暗くなってしまいます。ここを以下の80W 3000KのLED電球に取り替えるとスッキリ明るくなります。
どちらの商品も家電量販店ではあまり見かけませんが、通販サイトなら簡単に入手できます。

また、T型LED電球として以下のこの商品を選んだ理由は、当時(数年前)昼光色ばかりで昼白色が少なかったこととlm数が他の商品よりも若干大きかったためですが、最近は昼白色の商品も増えてきたようです。

ミニクリプトン電球型のダウンライトもよく見かけますが、今のところ “これだ!”といえる代替LED電球をまだ見つけていません。ミニクリプトンと全く同じサイズで60W相当の明るさに到達するのはまだ難しいのでしょうか。
該当する商品をご存じでしたらコメント欄で教えて戴けるとありがたいです。

 なお、数年前に商品化されていた以下の商品も試してみました。明るさはミニクリプトン電球60Wと同等でしたが、クリプトン電球よりも若干長いのと、電球の挿入角度が微妙に合わない(器具の方は挿入角度が小さい)ため、電球の中心が器具の中心からずれていて、かつ照射角度が真下を向いていなかっため採用には至りませんでした。


埋め込み型フットライト … 廊下

築20年以内の分譲マンションであれば、廊下に埋め込み式のフットライト(保安灯、常夜灯)が設置されているかもしれません。この壁の窪みは規格サイズですので、違うメーカーの商品でもぴったり収まります。

私は東芝製とPANASONIC製の2商品を購入して比較しましたが、どちらも機能的には同じで、周囲が暗くなると電球色のライトが常夜灯として自動点灯し明るくなると消灯、停電時や緊急時に壁から取り外すと昼白色の明るい光に自動的に切り替わり、懐中電灯として使えます。

常夜灯として点灯中、パナソニック製は発光面が全体的に柔らかくふわっと光るのに対し、東芝製はシャープな光で床を照らします。少し価格は高いですが、やわらかで上品な光のパナソニック製がお奨めです。

如何でしたか? 全て実際に購入して試したものばかりでしたが、比較的安価な商品でも初期不良などのトラブルには遭遇しませんでした。

今はどんどん新商品が発売されていますのでこれらの商品がベストとは言えないかもしれませんが、検討材料にしていただければ幸いです。




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