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『切った馬に限って馬券になる』あるあるを考察してみた

競馬に負けた友人からタイトルのような事が敗因だった、と言われた。
確かに「あるある!」と思い、
「気にするな、次行こう!」とも思った。
しかしこの現象に対して考察をしてみないと

同じことを繰り返して永遠に負ける運命なのでは?!

と強い危機感を覚えてしまった。

だから今回は
「なぜ来る馬を切ってしまったのか?」
を考えることにした。

あくまで「買おうとも思わない馬が来てしまった」ではなく「買うはずだったのにとある理由で消したら、そいつが馬券になった」ということ。

そうなった原因は何だろう?
私の考える限り

①状況の見落とし
私の経験上よくあるのがこれ。読み間違いともいう。
例えば、その日の競馬場は開催初日で芝は概ね良好。
格言だと「前残り必至だから内枠の先行馬を買え」だな。午前中のレースもその通りだったし。
よし、差し馬は全て消そう!

からの先行馬全滅☆

身に覚えがありすぎてありすぎて震える。

そうなった原因は手に取るように解るはず。
そう、買い手がそう思うなら騎手もそう思う。
だから先行しようとオーバーペースになり、全滅☆ということ。

②投資額の調整
1レースにどれだけ投資するか、決めてる方は多いと思う。中には、堅かろうが荒れそうだろうが一定の今日券種で一定の頭数を買う方もいるはず。
株式でいうテクニカル投資をする方で多いタイプと思える。
例えば3連複フォーメーションで組んだら点数が50点越えたから、C列の数頭削って調整するか
→切ったヤツがきた
というヤツ。しかも切ったヤツは大抵人気薄なので配当が跳ねあがってる悲しみ。
私は逆に欲張って人気馬を切って順当に決められて泣いてた。

では①②を抽象化してみる。

①ただ単に前後の展開を読むのは難しい。なぜなら人間(騎手)心理が大きく働くからだ。メンタリストでも騎手十数人の心理を読んで予想するのは至難の業だ。
展開を読むならコース形態などの
「変わらないもの」
を見出だしてから、見合わない馬を切るのはどうだろうか?
例えば中山芝1800。スタートしてからすぐにコーナーがあるため割りと落ち着いた展開になりやすい。
だから先日行われた中山牝馬Sも先行馬有利とされていたが、先行馬が集いすぎてベースが落ち着くことなく先行馬全滅☆
例えば東京芝2000。これは余りにも有名。
コースの形態上外枠が不利すぎる設定。
これ以上の説明は割愛しておく。
よって『変わらないもの』から見出だすと
『コース形態から読む』事が必要かも知れない。

②レースの混戦具合と投資金のバランスを取る。
これに尽きる気がする。
混戦レースと判ってるレースではそもそも馬を切っていく必要はあるのか?
予定投資より点数が多くなるレースを果たしてやる必要があるのか?
馬を切る理由が手持ちのデータ通りなのか?
曖昧なまま切ったとしたら、データ不足かも知れないことを考慮する必要がある。
そのレースを手を拡げて買ったところで、単純なデータ不足のために外す可能性は高いと思う。

では最後に転用(まとめ)をしてみる。

①状況を読んで馬を切りたいなら
コース形態>馬場状態
の様に『変わらないもの』を優先させて考える。
変わらないもの、は他にもあると思う。
例えば中山の1枠に入った福永○手は飛ぶ、とか。
②投資金とレースの混戦ぶりとのバランスは
己の持っているデータからの自信次第。
自信がある=勝負レース
だからね。

今回のような競馬あるあるについて、もっと思考を重ねていけたら馬券IQも上がりそう。
引き続き挑戦してみる。

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