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「令和6年6月1日実施の歯科診療報酬改定について」を読んで (歯科技工6月号)

【速報】令和6年度診療報酬改定!歯科技工士に影響大?!注目のポイント解説


歯科技工士の皆さん、こんにちは!

診療報酬制度の改正は、私たちの業務に直結する大きなイベントですよね。新しい技術や機器の導入にはコストがかかりますが、それが診療報酬に適切に反映されれば、経営の安定化にもつながります。

今回は、医歯薬出版の「歯科技工」6月号をもとに、令和6年度診療報酬改定の速報から、特に歯科技工士にとって気になるポイントを独断と偏見でピックアップしてみました

1 大臼歯CADCAM冠の適用拡大について

現行
両側第二大臼歯の支持がある場合ー第一大臼歯が補綴可能

改定後
固定条件  反対側に大臼歯の支持がある(第一第二どちらでもよい)

第二大臼歯の補綴可能→→補綴する部位と同側に大臼歯の咬合支持がある

第一大臼歯が補綴可能→→補綴する部位お近心則隣在歯までの咬合支持がある (対合歯は欠損でも部分床義歯でもよい)

2 光学印象の新設

CADCAMインレーを製作する場合であって
デジタル印象採得装置を用いて、印象採得及び咬合採得を行った場合に算定する(100点)

3  CADCAM冠用材料(Ⅴ)新設

いわゆるPEEK材について正式に収載された(615点)



まとめ

今回の診療報酬改定は、歯科技工士にとって大きなチャンスとなる可能性を秘めています。新しい技術への投資をためらっていた方も、これを機に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?


【免責事項】 ここで紹介する情報は、あくまで私の理解に基づくものです。必ずご自身で厚生労働省など、信頼できる情報源をご確認の上、業務にご活用ください。




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