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新たな学び - 保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』を読み進める


皆様、こんにちは。本日は、私が最近取り組み始めた新しい学習テーマについてお話しします。

先日、知人に「咬合について勉強したい」と相談したところ、興味深い一冊を紹介していただきました。それが、保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』です。

これから、この本の内容を少しずつ読み進めながら、学んだことをノートにまとめていく予定です。そして、得た知識や気づきをこのブログを通じて皆様と共有していければと思います。

今回の投稿では、まず保母須弥也先生の経歴と、この書籍の概要についてご紹介いたします。

保母須弥也先生はこの本の序でこのように語られています
「私はポーセレンに魅せられてアメリカインディアナ大学に留学し、
そこでポーセレンのクラウンやブリッジの製法を学ぶうちに、
咬合の重要性を改めて認識させられました。
たまたま恩師JOHN,F..JOHNSTON教授からオーラル・リハビリテイションの
手ほどきを受け、咬合の大切さをますます痛感するようになったのです。」

インディアナ大学在学の4年間に目を通した
文献の数は3千近くになったそうです
また本文の執筆にあたって日本で咬合理論の権威である石原寿郎教授にも目を通していただいているそうです

保母須弥也先生の経歴

保母須弥也(ほぼ すみや)先生は、日本の著名な歯科医師であり、歯学の分野で多大な貢献をされた方です。

  • 1936年生まれ

  • 1961年 日本大学歯学部卒業

  • 1964年 インディアナ大学歯学部大学院修了

  • UCLA歯学部客員教授を歴任

保母先生は特に咬合理論の世界的権威として知られ、「Fundamentals of Fixed Prosthodontics」など50冊以上の著書を執筆されました。そのうちの一部は7カ国語に翻訳されているそうです。

1969年には『オーラル・リハビリテイション』を出版。1975年には国際デンタルクリニックを創設し、日本にインプラントやポーセレン人工歯を紹介するなど、最先端の歯科治療技術の導入に尽力されました。

また、日本顎咬合学会創立会長、日本歯科審美学会常任理事、日本補綴歯科学会理事などの要職を歴任し、歯科業界の発展に大きく寄与されました。

保母須弥也先生は2006年に逝去されましたが、その業績は現在も歯科医療の分野で高く評価されています。

余談ですが、保母先生が国際デンタルクリニックを創設された1975年は、私が1歳の時でした。当時の世界では、ベトナム戦争の終結やMicrosoftの設立、映画「ジョーズ」の公開などがありました。日本では沖縄国際海洋博覧会の開催やロッキード事件の発覚などが話題となっていました。


保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』 の概要について
保母須弥也先生の著書『オーラル リハビリテーション』は、口腔機能の再建に関する包括的なガイドブックです。
特に前半部のナソロジーについての学問を学びたいと思っています

次回へ続く





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