「そんなどーでもいいこと、答えませんっ」 -男子発言ノート41
「この人と一緒にいられたら、私はいろんなことを上手にやれる気がする」
そう、不思議と確信めいたことを思ってしまった時から私は、“彼のことを好きな女子”になった。
*
とても好きだけど、そうとはまだ伝えられずにいた男の子と、3度目のご飯を食べてバイバイした帰り道。
私は、嬉しくて、楽しくて、初めて彼に用もなく電話を掛けた。
とりとめのないことをつらつらと、ホクホクと、生まれてこのかた「今がいちばん幸せな時間!」とばかりにウカれて声を上げては、喋りつづけた。
そして、そ