一路一想 #16
【風景を「つくる」ことについての話】
私がとらえている山古志の美しい風景とは、手付かずの自然の美しさという意味ではありません。
逆に、人の手によって作られて守られてきた、その時間を感じる風景です。
例えば、通りに沿って時期によって楽しめるように花が植えられている集落。整備は住民の皆さんが行なっています。
「花の名所があれば、そこに人が集まる」という、山古志の活性化のために提案されたプランの一つに取り組んできた結果です。
今も、小学校の跡地のそばに花が植えられている場所があります。
このように、山古志の時間を形作ってきた風景を私はこれからも捉えていきたいと思っています。
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