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四国歩き遍路の記憶#028 26日目 2006.3.20 45番 高いとこ怖い
こんにちは。
四国遍路の整理に挑戦中 とっつーです。
木曜日に投稿したかったのにぃーーー
金曜日になっちゃったよぉぉ(ToT)
2006/3/20(月)の概要
天気:晴 10.9℃/-3.3℃
札所:45.岩屋寺
移動:徒歩20km
宿泊:やすらぎの宿でんこ(民宿)
起床:6:45 就寝:22:00
支出:6618円
宿に荷物を置いて歩きます。
7:30~15:30 歩き遍路
ラッキーな出会いもありました。
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油断は大敵
44番から45番は同じ道を往復するので、宿に荷物を置かせてもらって出発しました。荷物がないと山道でも4km/hで歩けちゃう~♪ とルンルン歩いていたら、落ちていた枝につまずき、膝に衝撃が走りました。膝の靭帯を1本切っていて膝が弱いのですが、やっちまいました。その後は慎重に歩を進めます。
白山行場(背割り行場)
45番 岩屋寺の奥の院です。
行場に入る門の前に不動明王が祀られている。それを眺めていると、外国人の男女が登ってきて門でガチャガチャし始める。と思ったら鍵が開いた。
…………「登りますか?」と男性に聞かれ、膝が気になったけれど登ってみることにする。鎖を使い、足ではなく腕で上がる感じ。上がりきるとまた崖と鎖がある。こちらはさらに急。こちらも腕で上がる。次は梯子が掛かっている。…………頂上には祠が1つ。眼下には杉の海が広がっていて、あまり高さを感じさせない。
岩屋寺の納経所に申し出て鍵を借りないと入れない場所だったのですが(このときはそれすら知りませんでした…)、運よく入れてしまいました。スウェーデンの方で、友人(ご住職?)が岩屋寺のいるので遊びにきたのだそうです。
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せっかくの杉海原の写真は撮っていませんでした。高さを感じないとは言っても、やはり高所は怖いので早く降りたかったのかな…
札所を打つ
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< 45番 海岸山 岩屋寺 >
空海が訪れる以前から修行の場だったとされる場所です。崖に点在する岩窟(岩屋)で多くの僧が修行をしたそうで、そのうちの一つには上がることができます。少し迷った末にここにも登ってみました。
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(私は逆走したので下ったけど)
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奥の岩屋に上がれるようになっています
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西洋っぽさもある装飾が美しい
道に散らばる1円玉
岩屋寺の麓のバス停前で車が止まり、運転席の男性が窓を開けて1円玉を投げ捨てた。何事かと思ったら宝号を唱えはじめる。上まで行かずにこうする人もいるのか…今まで道に1円玉が散らばっているのを何度か見たが、やっと意味が分かった。
白いワゴンに乗った白尽くめのおじさんが、すっごく嬉しそうに手を振ってすれ違っていった。なんだったんだろう?
宝号は仏・菩薩の名のことで、ここでは弘法大師の南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)です。
鳥居の前を通りかかった地元の方が、足を止めて一礼していくのを見かけることがありますが、それの車版でしょうか。道路に1円玉を投げる必要があるのかは疑問ですが。
白尽くめの笑顔おじさんは、この後、同じようにしながら追い越していきました。マジで何だったのかなぁ……頑張れってエール?
宿:やすらぎの宿でんこ(民宿)
膝に衝撃が走った後、行場や岩屋に登って無理を重ねたからか、下山中に膝の様子が怪しくなりはじめました。
後から頼むのは申し訳ないな…とは思ったものの、結局、連泊することにしました。
★各図の出典★
図1〜図3はネットから図を借用し作成しています。
※1: 「四国遍路」 基本情報|日本遺産ポータルサイト の 詳細(PDF)を加工して作成
※2: 歩き遍路のための「四国遍路」巡礼マップ | 聖地巡礼 四国遍路 | 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化 の 一括ダウンロード(PDF)を加工して作成
日記の原文
note記事を利用して手書き日記のデータ化もしているのですが、私的なものをフルオープンもどうかと思い、原文は有料化という鍵をかけています。
自分にしか分からない書き方の部分は、補足を付けてあります。
昨日と今日でヨモギの美味しさに目覚めています。
抗炎症作用、造血の補助、免疫力アップなどに効果があるというヨモギ。体が必要としたのかな。
これ以降、今でもヨモギは好きです。とくに草餅。
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