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TWO TREES BLUER その2
前回、届いて最初の印刷ができたところまで書いた。
ヒートベッドの取付台が前後ろ逆だった罠があった。
多分、Anycubicとかだとそういうことは皆無だろう。
トラブルが嫌で、届いてすぐに使いたい人はAnycubicとか国産のお高い3Dプリンターのようなユーザーがたくさんいて、サポートもしっかりしている機種にしたほうが良いと思う。
自分でなんとかしたい、構造が知りたい、多少のトラブルは大好物とかいう物好きじゃない限り、中華の安い3Dプリンターキットはオススメしない。
で、その2。
サンプルがまぁまぁきれいに印刷できるようになったら、自分でモデリングしたものを出力してみたくなるよね。
もしくは、ネットで拾ってきたSTLファイルを印刷とか。
周りだと何故か「大仏」を印刷するのが定番らしいんだけど、大仏は下手に印刷すると捨てるのに躊躇したりするので、ちょっと嫌だw
付属のSDカードには、curaが入っていてこの機種用と思われるプロジェクトファイルも入っていたので、curaの最新版をダウンロードしてきてインストール。プロジェクトファイルを反映させてプリンター設定ゲット。
で、スクレイパーも持ってなかったんで、とりあえずこんなのを印刷しようとした。
と思ったらですよ。
全然だめ。ブリムすらまともに印刷されない。
あまりのショックに画像すら撮ってないw
よくある、もじゃもじゃとかならいいんですよ。
そうじゃなくて、明らかにフィラメントがバンバン出てる感じでモッコモコ。
そして、EXTRUDER(フィラメントを送り出す装置。わりと3Dプリンターの要なんじゃないかなと思ったりする)がフィラメントを送らない、中が粉だらけ、フィラメント削れてる、削れた上に潰れて管通らなくなって更に削れるというような現象が起こるようになった。
よく見てみると、フィラメントの位置と送り出すギアの位置が合っていない。ギアを留めるねじも飛び出している。まずはこれを解消しなければということで、位置合わせ。
右側が、位置合わせをしたもの。左側は押さえつけるやつ。こっちもずれてるじゃん!
しかも、左側は軸に固定するという手段は無いらしい。
しょうがないので、下にスペーサーを挟んで位置合わせ。
よし、ほぼぴったりだ。
で、再度印刷してみたけどやっぱりフィラメントはドバドバ出るし、削れるし、潰れて送れなくなる。
試しに、サンプルの10x10x10を印刷してみると問題なく出力できる。
自分で作ったやつの印刷時を見てみると、明らかにEXTRUDERのギアの回転がおかしい。異常なほど回転してる。そりゃ削れるわ。
というわけで、3Dプリンターに強い人に原因調査を依頼したら、curaの設定が悪いのではないかとのこと。
細かい設定を追い詰めるのはかなりの沼なので、まずはcuraが持っている似たような3Dプリンターの設定、例えばLOTMAXX SC-10なんかが似てると思うというという意見をもとに、設定してみたら自作モデリングもちゃんと出るようになった!
まだちょっと積層がガタガタではあるが、まずは第一歩が踏み出せたと思っていいだろう。
なかなか楽しいぞ、中華3Dプリンター!
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