シンガーソングライター山本さとしさんのこと。

山本さとしさんのことを知ったのはかれこれ今を遡ること38年前の1985年。
珍しく僕の住んでる超ど田舎にとある歌手(シンガーソングライター)がライブに来るという。
そんな文化的なことは、ここ中村市にはまずないのでこれは行かねばと高校2年生の僕は何はともあれ行ってきました。
そのライブには同級生の堀野このみさん(仮名)も行ってたらしく、公演後「登壇歌手のカセットテープを買ったけどどうしても聞きたいというなら貸してあげる」と言うので、どうしても聞きたいと言い貸してもらいました。(堀野さんありがとう)
そしてもちろんすぐコピーして聞き込みました。
するとそのカセットの中に詞・曲共に印象的なものがあり。
だがそれはその歌手の制作曲でなく、それだけ別の作家の曲でした。
タイトルは「ヒロシマの有る国で」
作詞・作曲山本さとし。
特にサビが印象的な曲で、なんとは無しに何かにつけそのサビを僕は口ずさむようになっていました。

時は流れ、堀野さんにタダで借りたカセットをコピーしたカセットも失くし、新世紀は訪れ。
世の中にはインターネット革命が起き、検索ということをすればいろんなことが分かるようになりました。
ある日ふと僕はそういえばいつも口ずさんでる「ヒロシマの有る国で」の作者の人ってどこでどうしているんだろうと思い、すぐ検索してみました。
ありました。ホームページも。
山本さとしさん。
フルタイムの歌手ではないようでしたが今も活動はきちんとされてるご様子。
CDをサイトで買い求め、ファンレターも連絡先に送りました。
CDは特製ピックのおまけ付きで届けられ、僕はギターもベースも弾けないけれど嬉しかったです。

というわけで2023年5月28日(日)は上井草で山本さとしさんのバースデイライブがありました。


間近で堪能する山本さんの歌とギターは素晴らしく、小さい会場で観客がごく少数だったのがもったいなかったです。

これからも多くの方に山本さんの歌を聴いてもらいたいです。

シンガーソングライター山本さとしさん
右が山本さん。左が大野。

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