pathogen=病原体 | 教科書に出てこないニュース英語 《ブラジル公共放送から》
ブラジルの国営通信社Agência Brasilの英語電子版で2024年7月5日に配信されたニュースの見出しで使われていました。
この施設の紹介ビデオがありました↓ 大規模です。
pathogenを英和辞書で調べると、シンプルでした。
よくわからない単語は、語源を調べたくなります。
語源が英和辞典や英英辞典に出ている単語もあるのですが、
今回は見つからなかったため、
Online Etymology Dictionary(https://www.etymonline.com)で調べてみました。
するとありました。
要約すると…
…とのことでした。
oxigene=oxi(酸)+gene(素) や hydrogene=hydro(水)+gen(素) と同じ成り立ちの語でした。
pathosは、現在の英語では
なので、
少しニュアンスが違いますが、「苦しませるもの」という意味では1番の意味と同じ方向を持っています。
pathogen=「病原体」。
ガッテン!ガッテン!ガッテン! 納得しました。
記事の本文では、
といったことが書かれていました。
ちなみに、今年(2024年)4月に運用が始まったナノテラス(宮城県仙台市)も加速器を備えた放射光施設ですが、総工費は380億円。
一方、
ブラジルの軍事予算は、235億ドル(2023年)、2024年7月11日の為替レートで計算すると、おおよそ2兆5,850億円。
(データは、https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/brazil/data.htmlより)
また、
日本の2024年度の防衛予算案は7兆9496億円。そのうち、ミサイル防衛に1兆2477億円、反撃能力を含む長射程ミサイル整備に7340億円。
(データは、https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122201028&g=polより)
各国が軍事に回す費用と比べると、将来の成長やパンデミック対策にかける費用は安いものだと感じます。
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