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教科書に出てこないニュース英語

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世界の英語ニュースサイトから教科書には出てこない語彙を拾い上げ、その意味の広がりと記事内容の解説を試みます。意外な意味や日本ではあまり紹介されない世界情勢を紹介します。
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#ムスリム

asylum seeker=亡命希望者 | 教科書に出てこないニュース英語 《イギリスの新聞から》

イギリスのオンライン新聞INDEPENDENTで2024年8月5日に配信された記事の見出しで使われていました。 asylum seeker の前に、thugとbesiegeの意味を見ておきましょう。 両方とも高校の教科書では目にしたことがありません。 おっと、besiegeは大学入試レベルに分類されていました。 この語、ChatGPTが作った訳では「襲う」とされていました。 語に忠実に訳すと「押し寄せ、包囲する」ですが、 記事の状況は「襲う」と表現しても良いかと思います

lay the foundation stone=礎石を据える=起工式を行う | 教科書に出てこないニュース英語 《クウェート・インドネシア》

クウェートの英字新聞Kuwait Timesのウェブサイトで、2024年8月15日に配信された記事の見出しで使われていました。 ◾️'foundation stone'を辞書で引くと また、「礎石」の項には次の説明があります。 「礎石」がピンとこないので、もう少し調べると、 こんな説明がありました。 やっとイメージがはっきりしてきました。 礎石: ・物理的には:基礎部分に置く石 ・象徴的な意味:「礎石を据える」=「起工式を行う」(または「竣工式を行う」) ・もっと象徴